平野美宇、アジア初V 快進撃の裏で“速攻”に称賛の声「電光石火のスピード」
卓球のアジア選手権(中国・無錫)は15日、女子シングルス決勝で平野美宇(エリートアカデミー)が世界ランク5位の陳夢(中国)を11-9、11-8、11-7のストレートで下し、初優勝を決めた。その裏で破竹の快進撃を支えた“速攻”が称賛されていた。
ITTFが公式ツイッターで準々決勝・丁寧戦の動画を紹介、今大会の主役に
卓球のアジア選手権(中国・無錫)は15日、女子シングルス決勝で平野美宇(エリートアカデミー)が世界ランク5位の陳夢(中国)を11-9、11-8、11-7のストレートで下し、初優勝を決めた。今大会、前日14日の準々決勝では世界ランク1位でリオデジャネイロ五輪金メダルの丁寧(中国)、この日の準決勝では同2位で前回覇者・朱雨玲(中国)を3-0で破り、決勝進出。その裏で破竹の快進撃を支えた“速攻”が称賛されていた。
一躍、大会の主役に上り詰めた日本の17歳を国際卓球連盟(ITTF)も注目。公式ツイッターで、前日14日の準々決勝で絶対女王・丁寧を追い詰める平野の圧巻の攻めを動画で紹介し、その姿を「電光石火」と評していた。
「ミウ・ヒラノはアジア選手権で電光石火のスピードで、女子シングルス決勝に進出」というコメントで、ITTF公式ツイッターでは躍進を称賛した。
準々決勝で強烈なスマッシュ、アグレッシブなフォアとバックハンドで丁寧を攻め抜いたハイライト動画も紹介している。
ファイナルセットで強烈なバックハンドで相手のミスを誘い、ウイニングショットを決めた後には「サー!」と絶叫しながら両手を広げて大喜び。そして、左手で口を押さえるお茶目な17歳のセレブレーションで、動画は締めくくられている。
この試合に続き、準決勝、決勝と世界ランク1、2、5位の格上の中国勢を3タテ。平野は卓越した「電光石火のスピード」で、一気に頂点に駆け上がった。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer