「同じ星から来た子かな」「化け物」 大谷翔平と共通点多いレッズ21歳、比較データに日米注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地レッズ戦に「3番・DH」で先発出場。3打数無安打、1四球に終わり、チームも3-4で敗れた。ワイルドカード圏内まで10ゲーム差となる痛い敗戦となったが、米放送局は試合前、大谷とレッズの21歳エリー・デラクルーズ内野手の対決に注目。MLBデビューから63試合時点のデータを比較すると、日米のファンから「大谷さんと同じ星から来た子かな」などの声が上がった。
2人の対決に米放送局が注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地レッズ戦に「3番・DH」で先発出場。3打数無安打、1四球に終わり、チームも3-4で敗れた。ワイルドカード圏内まで10ゲーム差となる痛い敗戦となったが、米放送局は試合前、大谷とレッズの21歳エリー・デラクルーズ内野手の対決に注目。MLBデビューから63試合時点のデータを比較すると、日米のファンから「大谷さんと同じ星から来た子かな」などの声が上がった。
大谷が不発に終わったエンゼルスはこの日、3本のソロHRで3得点。一方のレッズは5回、3番に入ったデラクルーズの脚力が活きる。1-3で迎えた2死二、三塁の場面で平凡な一塁へのゴロも、シャヌエルの失策を誘って2者が生還し同点。さらに続く打者ステアの左翼線二塁打の間に、デラクルーズが快足を飛ばして勝ち越しのホームインとなった。
今年6月にメジャー昇格し、史上5番目の若さでサイクル安打を記録するなど、俊足とパワー、強肩も高く評価される21歳の怪物デラクルーズ。米放送局「バリースポーツ・シンシナティ」の公式X(旧ツイッター)は試合前、「レッズが今夜のエンゼルスとの連戦開始に向けて準備をしている中で、今シーズンのエリー・デラクルーズの数字とショウヘイ・オオタニのMLB最初の63試合での攻撃の成績を比較してみよう」と1枚の画像を投稿した。
打率、安打数、長打数、本塁打数の4つの項目について比較しており、デラクルーズの「.257、66、26、10」に対し、大谷も「.262、45、23、9」といずれも同じような数字が並んだ。打率以外はデラクルーズがやや上回っているようだ。
ともに190センチを超える長身で、打力、走力、肩の強さなど優れた身体能力で共通するものがある。米ファンは「三振の比較はどうなの」「エリーは投げれるの?」「うーん。考えたことなかった。見れて良かったけどね」「シーズンの終わりに次の40試合を比較したら分かるだろう。ショウヘイに賭けるよ」などと反応。また日本人ファンもネット上で「化け物が見れる」「大谷さんと同じ星から来た子かな」と、大谷と超新星の対決に注目していた。
(THE ANSWER編集部)