大谷翔平、最優秀防御率争いに急浮上 トップと0.14差、離脱中の“隠れ1位”の復帰見通しは?
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が最優秀防御率で一気にトップと0.14差に浮上した。防御率2.69で1位に君臨しながら、故障で離脱中だったレンジャーズのネイサン・イオバルディ投手が規定投球回に未達となり、トップが同3.03のヤンキースのゲリット・コール投手に変わったもの。とはいえ、イオバルディが復帰し、再び規定投球回に到達すれば、状況は変わる。イオバルディの復帰の見通しはどうなのか。
規定投球回未達となったイオバルディ
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が最優秀防御率で一気にトップと0.14差に浮上した。防御率2.69で1位に君臨しながら、故障で離脱中だったレンジャーズのネイサン・イオバルディ投手が規定投球回に未達となり、トップが同3.03のヤンキースのゲリット・コール投手に変わったもの。とはいえ、イオバルディが復帰し、再び規定投球回に到達すれば、状況は変わる。イオバルディの復帰の見通しはどうなのか。
抜群の安定感で今季11勝を挙げ、防御率2.69とリーグ1位を快走中だったイオバルディは7月18日(日本時間19日)のレイズ戦で6回無失点で勝利した後、右上腕部の張りを訴え、負傷者リスト(IL)入り。以降、登板しておらず、今月20日(同21日)に規定投球回未達に。しかし、これも一時的なものでシーズン規定投球回まで残り39回1/3。今季1試合平均6イニング以上投げており、復帰後6~7試合登板できれば到達のチャンスはある。
気になるコンディションについて、19日(同20日)に試合を中継した米テキサス州地元局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」の放送内で、レポーターのエミリー・ジョーンズ氏が「イオバルディについて良いニュースです」とレポートした。
「昨日(18日)、またブルペンで投げ、今日話を聞くと『気分は凄くいい』と話しました」と伝えた。今後は21日(同22日)にアリゾナでライブBP登板と段階を上げ、その後は状況を見ながら計画を立てる予定。ジョーンズ氏は「復帰前にマイナーで登板するか、メジャーに残って調整する前の最終段階です。イオバルディの間違いなくポジティブなニュースです」と復帰が近いことをレポートした。
大谷は20日終了時点で防御率3.17でリーグ4位。リーグ1位を独走する本塁打王との投打ダブルタイトルの可能性もあるだけに、最優秀防御率争いは他のライバルの登板結果も気になるところだ。
(THE ANSWER編集部)