金足農・吉田輝星、労う大阪桐蔭ナインの姿に感動の声 「スポーツマンシップだね」
第100回高校野球選手権記念大会決勝は21日、秋田勢103年ぶりに決勝進出した金足農(秋田)は大阪桐蔭(北大阪)に2-13で敗れ、東北勢初となる優勝はならなかった。ここまで一人で投げ抜いてきた吉田輝星投手(3年)は5回で132球を投げて12失点。6回からは今大会初めてマウンドを譲り右翼に回った。試合後、涙を流した剛腕エースを労う大阪桐蔭ナインの姿も「美しい」と話題を呼んでいる。
整列後、吉田を次々と抱擁で称える大阪桐蔭ナインの姿が話題
第100回高校野球選手権記念大会決勝は21日、秋田勢103年ぶりに決勝進出した金足農(秋田)は大阪桐蔭(北大阪)に2-13で敗れ、東北勢初となる優勝はならなかった。ここまで一人で投げ抜いてきた吉田輝星投手(3年)は5回で132球を投げて12失点。6回からは今大会初めてマウンドを譲り右翼に回った。試合後、涙を流した剛腕エースを労う大阪桐蔭ナインの姿も「美しい」と話題を呼んでいる。
評判通りのスキのない見事な攻撃力で、吉田をとらえた大阪桐蔭。2本塁打など12安打を浴びせ12点を奪った。だが、最後まで相手エースへのリスペクトは忘れていなかった。
試合後の整列のシーン。完投した柿木蓮(3年)、5回にバックスクリーンへ運んだ根尾昂(3年)らは次々と涙する吉田と抱擁。今大会881球投げた右腕に労いの言葉をかけていた。
この様子がテレビで流れると、ネット上には「美しいスポーツマンシップだね」「ぐっとくるものがある」「健闘を称えている姿が素敵」「整列後、吉田くんに桐蔭の選手寄り添っていったのここ数年で一番の感動だわ」「大阪桐蔭の選手が笑顔でハグするシーンが良かった」などと大阪桐蔭の姿を称える声も多数上がっていた。
吉田、根尾、柿木らは、今後は9月3日に開幕するU18アジア選手権(宮崎)で同じジャパンのユニホームを着る可能性もある。チームメートとして戦うシーンもまた楽しみだ。
(THE ANSWER編集部)