サッカー史に刻まれる伝説のPKにネット笑撃 8秒遅れの奇跡「100万分の1の確率だ」再びバズ状態
ネット時代のサッカー界に刻まれる、伝説のPKゴールが再びバズっている。発端は2017年10月、タイのサッカーでPK戦でクロスバーに当たり、一度はシュートが外れたはずなのに、GKが喜んでいる間にゴールネットを揺れるという仰天のゴール。当時、大きな話題を呼んだ出来事を米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」が動画付きで紹介し、初めて知ったファンからは「100万分の1の確率だ」「こんな負け方想像できるか…」との声が寄せられた。
2017年に話題になった動画が米メディアによって復刻「決して早く祝いすぎてはいけない」
ネット時代のサッカー界に刻まれる、伝説のPKゴールが再びバズっている。発端は2017年10月、タイのサッカーでPK戦でクロスバーに当たり、一度はシュートが外れたはずなのに、GKが喜んでいる間にゴールネットを揺れるという仰天のゴール。当時、大きな話題を呼んだ出来事を米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」が動画付きで紹介し、初めて知ったファンからは「100万分の1の確率だ」「こんな負け方想像できるか…」との声が寄せられた。
こんな奇跡は二度と起こらないかもしれない。ネットが再び沸いているのは、2017年10月にタイで行われた国内カップ戦の準決勝PK戦。バンコク・スポーツ・クラブとサトリ・アーントーンの一戦のPK戦だった。
バンコク・スポーツ・クラブの選手が主審の笛とともに左足を振り抜いた。相手GKの逆を突いたが、ボールはクロスバーに直撃。歓喜に沸いたGKは起き上がって飛び跳ねながら、ペナルティエリアを飛び出した。ところが――。クロスバーに当たったボールは高々と舞い上がり、ペナルティスポット付近でバウンドすると、バックスピンかかってゴールへ向かって弾んでいく。ゴールマウスは無人。キッカーもうつむいて気づいていない。2回、3回とバウンドし、なんとゴールラインを割ったのだ。
スタジアムに「オイ!」「オイ!」と異変を察知した声が響くと、キッカーも気づいた。遅れて気づいたGKも慌てて戻ったが、間に合わず。一部始終を見守っていた審判は冷静に笛を吹き、ゴールを宣告。今度はキッカーが大喜び。天を仰ぎ、会心のゴールかのように両膝をつき、歓喜に酔いしれていた。クロスバーを叩いてからゴールラインを割るまで8秒。“PK史上最遅”とみられるゴールにスタジアムは騒然となった。
当時もSNS上でバズった一撃を「スポーツセンター」公式インスタグラムが「決して早く祝いすぎてはいけない」と改めて動画付きで紹介した。今回、初めて見たファンも多く、投稿には「こんな負け方想像できるか…」「ハハハハハ」「これが再び起こる確率はおそらく100万分の1」「ワオ、ありえない」「これは現実じゃない(笑)」「世界はこのキーパーに恨みをもっていた」「カウントされるの?」「ボールは金をもらった役者」との声。
あれから6年経っているが、再びネット上で喝采が沸き起こっていた。
(THE ANSWER編集部)