ネーションズリーグで日本が銅メダルを獲得

　バレーボールのネーションズリーグ（NL）男子ファイナルラウンドの3位決定戦が23日（日本時間24日）にポーランドのグダニスクで行われ、世界ランキング6位の日本が同3位のイタリアをフルセットの激闘の末に3-2で破り、大会史上初の銅メダルを獲得した。海外メディアが、勝利した瞬間にエースの石川祐希が見せた歓喜の表情を捉えた写真を公開すると、海外ファンから「最高のキャプテン」「伝説だ」など祝福の声が上がっている。

　運命の一戦でも気迫あふれるプレーでチームを鼓舞した。主将の石川は、この日もチームトップとなる21得点をマーク。最後の1点も石川がねじ込み、歴史的な勝利を掴んだ。銅メダル獲得を決めた直後には、コート内で歓喜の選手やスタッフの感情が爆発。大会後の表彰式ではベストシックスが発表され、石川はベストアウトサイドヒッターに選出された。

　スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」公式ツイッターは、試合後にスタッフと抱き合い満面の笑顔を見せる石川の写真を投稿。海外ファンからも多くの祝福のコメントが寄せられた。

「ユウキ・イシカワ　よくやったキャプテン！」
「龍神NIPPONの心と魂は、母国の日本と世界中のファンにとってバレーボールの伝説だ」
「おめでとう、キャプテン!!!」
「彼はそれに値するわ、おめでとうユウキ！　そして何よりも私たちのキャプテンに感謝するわ」
「最高のキャプテンだ」
「MVPだ」
「ユウキ、龍神NIPPONの心と魂はあなたを誇りに思っているよ」
「キャプテン ユウキ、あなたはこの評価に値する！　全世界があなたとあなたの偉大さについて本当に知る必要があるわ!!!!」

　今後は五輪予選のワールドカップ（W杯）などを戦う中で、石川にとっても日本代表にとっても、来年のパリ五輪へ自信がつく勝利となった。