大谷二塁打でネトが本塁憤死

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。0-0の3回に左中間二塁打を放つも、一塁走者ネトが本塁憤死となり先制できなかった。タイミング的には厳しい中、本塁に突入させた三塁コーチャーの判断には米記者も「よくない判断だ」「かなり余裕でアウト」と厳しく指摘していた。

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　先制とはならなかった。3回1死一塁の第2打席、大谷は左中間へ強烈な打球を放った。一塁走者ネトは激走。中堅手がクッションボールを捕球し、中継に投げ返した段階でまだ三塁ベースに達していなかったが、三塁ベースコーチのビル・ハセルマンはストップをかけなかった。ネトは本塁に頭から突っ込むも、悠々アウトになってしまった。

　米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「これはビル・ハセルマンの良くない判断だ」と自身のツイッターで酷評。「ザック・ネトはかなり余裕でアウトだった。しかもわずか1アウトだった。さらにネトはこのプレーで顔を打ち、トレーナーが出てきた」とも記した。

　ネトは捕手と接触して苦悶の表情を浮かべたものの、その後も出場を続けている。