大谷は3年連続の球宴出場

　米大リーグ（MLB）のオールスターゲームが11日（日本時間12日）にシアトルで開催される。10日（同11日）にはホームランダービーが行われ、エンゼルスの大谷翔平投手の出場はなかったものの、恒例の前日会見には多くのメディアが押し寄せた。MLBはその熱狂ぶりをとらえた映像をツイッターで公開。日米ファンから「マジでスーパースター」「大谷を探せ感ある」といった反響が寄せられている。

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　もはや“ウォーリーを探せ”ならぬ“オオタニを探せ”状態だった。球宴恒例の前日会見に臨んだ大谷。水原一平通訳と並んだ席の前には記者だけでなく、テレビカメラ、その声を拾おうとマイク付きのポールを持ったメディアが鈴なりになった。大谷がエンゼルスカラーの赤いキャップをかぶっていることで、何とか大谷の存在を確認できるほど。人気の凄さを改めて示した形だ。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」MLB専門ツイッターは「今日はショウヘイ・オオタニと話したい人が少しいるようだ」とつづり、上空から会見の様子をとらえた映像を公開。動画内では「かなりだと思うよ。オーマイグッドネス、オオタニはどこだ？　赤い帽子が見えるね、彼はあそこだ」と、やはり大谷を判別するポイントが「赤い帽子」であることを伝えている。

　これには米ファンから「人混みのなかにある赤い点」「いや、これは間違いなくイッペイに集まっているのよ」「マジでスーパースター」「オオタニは右にいる。一部の首脳よりたくさんのメディアが取材しているよ」「彼はどこへ行っても歴史を作っている…私の愛する人」「まあ、彼は球界の顔だからね！」「ワオ」といった驚きの声が寄せられていた。

　ホームランダービーには出場しなかった大谷だが、3年連続の出場となるオールスターゲームにはア・リーグの「2番・DH」で先発する。