米国の中継画面に注目

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手とパドレスのダルビッシュ有投手の影響力がSNS上で話題を呼んでいる。パドレスの本拠地で行われた5日（日本時間6日）の同カード。マウンドと打席背後に日本語の広告が映った動画を米メディアが公開。2人の直接対決はなかったが、海外ファンからは「米国に匹敵する人物はいない」と指摘の声が飛んだ。

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　中継画面にしっかり映っていた。同カードで注目されたのはマウンドと打席背後の広告。投手の足元には「木下グループ」と白線で日本語が書かれていた。さらに打席の左後方には「日本端子」の漢字も。日本向けの地域広告ではなかったようで、米国の中継でも流れていたようだ。

　エンゼルス戦ではない試合でダルビッシュが登板した時も同様の広告があるが、米ファンは日本語広告に注目。米メディアが動画や画像をツイッターで拡散すると、「大谷が米国に与える影響の大きさを物語っている」「大谷が来る時はどのチームもそうするだろう」「実はダルビッシュが投げる時もやっている」「私たちには大谷が日本でどれだけ偉大な存在か完全に理解するのは不可能だ。現在の米国には匹敵する人物はいないかもしれない」と驚きの声などが上がった。

　この日の大谷は「3番・DH」で出場したものの4打数無安打。チームも3-5で敗れて同一カード3連敗を喫した。