盛り上がりを見せるNLフィリピン大会

　バレーボールのネーションズリーグ（NL）男子フィリピン大会が開幕し、世界ランク6位の日本は4日に同22位中国を3-2のフルセットの末に撃破して無傷の9連勝を飾った。上位8チームによる決勝ラウンド（19日～、ポーランド）進出を決めるなど破竹の快進撃を見せているが、試合前から会場が大きな盛り上がりを見せていたことも話題に。海外専門メディアが日本の西田有志ら4選手が地元のファンと交流する写真を公開すると、日本のファンからも反響を呼んでいる。

　カメラ目線で笑顔を見せながら、両手でサムズアップする西田。その後方には会場に詰めかけた多くのファンの姿があり、男性も女性も誰もがスマートフォンを構えている。コート周辺から選手に対して“黄色い歓声”が飛び交うなど、異様な盛り上がりを見せている会場の熱気が伝わってくるような写真だ。

　スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」公式ツイッターが、西田ら大会に出場している各国4選手のファン対応の模様を写した画像を投稿。気軽に記念撮影やサインに応じており、「君たちのサポートと尽力は選手たちから永遠に感謝されるよ」とつづっている。

　この投稿にネット上で日本のファンも反応しており、「ファン凄いなぁー」「西田選手と写真うらやましすぎ」「各国の人気者」などの声が上がっていた。

　今大会でブラジルから30年ぶりの勝利をもぎ取るなど、開幕9連勝の快進撃を続ける世界ランキング6位の日本。世界がその戦いぶりに注目する中で、7日に同10位オランダと10連勝を懸けて激突する。