平野美宇に敗れた世界No.1擁する中国 地元メディアは「要注意」認定「非常に安定して力を発揮」
「今回の敗戦は必ずしも悪いことだとは限らない」の真意は
さらに同メディアは「試合の過程を見ると、平野美宇はたしかに非常に安定して力を発揮し、3回リードを許しながら3回とも追い付き、マッチポイントを逃した際などにも気持ちに大きな揺らぎはなかったようだ」と平野の粘り強い試合運びを評価した。
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5月の世界選手権でも早田ひな(日本生命)が準々決勝で世界ランク3位の王芸迪を破るなど、日本女子勢が確実に中国の牙城を崩し始めている現状。中国側は来年のパリ五輪に向けても警戒を強めているが、記事では「中国卓球と孫頴莎にとって、今回の敗戦は必ずしも悪いことだとは限らない」との見解も示している。
「今回の敗戦によって、中国の卓球選手も孫頴莎もパリ五輪を前に改めて平野美宇を認識し直し、ターゲットを絞った準備ができるに違いない」
標的がハッキリすれば、そこに向けて万全の対策と強化を図ってくるのが中国卓球。今回の“孫頴莎ショック”も、来年に向けてのカンフル剤としてとらえているようだ。
(THE ANSWER編集部)