大谷翔平の138m弾にも「それだけ?」 ネビン監督は飛距離表示に疑問「計算がよく分からない」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第4打席で2戦ぶり31号。月間15発を量産した6月に続く7月1号を放ち、年間58発ペースとした。本塁打キング独走となる一撃となったが、エンゼルスのフィル・ネビン監督は飛距離について「それだけ?」と反応。表示された記録への物足りなさを感じている。
本拠地ダイヤモンドバックス戦に「3番・DH」で出場
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第4打席で2戦ぶり31号。月間15発を量産した6月に続く7月1号を放ち、年間58発ペースとした。本塁打キング独走となる一撃となったが、エンゼルスのフィル・ネビン監督は飛距離について「それだけ?」と反応。表示された記録への物足りなさを感じている。
もはや異次元という言葉だけでは語れない。4-2で迎えた8回2死走者なしで迎えた第4打席、大谷は左腕ネルソンの甘く入った変化球を完璧に捉える豪快弾。打球速度115.4マイル(約185.7キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)で、打球は右翼席中段にある通路の奥に消えていった。7月1号をド派手に飾る31号。2位につけるホワイトソックスのルイス・ロバートJr.外野手と7本差とし、シーズン58発ペースに乗せてホームラン王争いも独走態勢を築いている。
衝撃の一打にMLB公式は「オオタニが454フィートのモンスター本塁打でオールスターの地位を記念する」との見出しで記事を公開。「オオタニはど真ん中の1-2からのスライダーに飛びつき、スタットキャストの測定によると飛距離454フィートのホームランを右翼に放った。それは金曜日に打った493フィートの本塁打からそれほど遠くないトンネルの中に消えていった」と記した。
記事内ではネビン監督の談話も紹介。「『あれが450フィート? それだけ?』とエンゼルスのフィル・ネビン監督は言った。『この前の一発のすぐ隣だった。これらの計算はよく分からないことがあるな』」と記した。6月30日(同7月1日)の試合で放った「150メートル弾」と遜色なかったと見えたようで、物足りない様子も見せた。
(THE ANSWER編集部)