F1タイヤ交換後に宙を浮いた危険マシン 海外ドライバーは冗談「耐久テストに合格してくれた」
自動車レース・F1の第10戦オーストリアGPが2日まで行われた。1日のスプリントシュートアウトでは、ピットレーンで外したばかりのタイヤに乗り上げてマシンが跳ね上がる珍事が発生。米メディアは動画付きで「クレイジーな瞬間」「ピットレーンの大惨事」と報じていたが、ドライバーは「ちょっとしたジャンプ競争さ」「サスペンションの耐性テスト」とコメント。海外専門メディアが伝えている。
オーストリアGPで珍事
自動車レース・F1の第10戦オーストリアGPが2日まで行われた。1日のスプリントシュートアウトでは、ピットレーンで外したばかりのタイヤに乗り上げてマシンが跳ね上がる珍事が発生。米メディアは動画付きで「クレイジーな瞬間」「ピットレーンの大惨事」と報じていたが、ドライバーは「ちょっとしたジャンプ競争さ」「サスペンションの耐性テスト」とコメント。海外専門メディアが伝えている。
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ヒヤリとさせた。ピット作業が終わり、ゆっくりと走り出したのはハースのニコ・ヒュルケンベルグ。ファストレーンに戻ろうと左にハンドルを切った時だった。メカニックが抱えていた交換したばかりの左前輪タイヤに左後輪が乗り上げ、マシンが浮き上がった。まさかの事態に緊急停止。その後もセッションを続け、4番グリッドを獲得した。
米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は動画付きで報道。モータースポーツ専門サイト「motorsport.com」ドイツ語版は、ヒュルケンベルクの談話を掲載した。記事内では「僕のタイヤが隅に1本だけ残っていたんだと思う。そして、そこに後ろのタイヤがつかまってしまって、ちょっとしたジャンプ競争になったんだ」とジョークを飛ばしたという。
さらに「サスペンションの耐性テストをしたんだよ。きちんと合格してくれた」と意に介さず。スポーツ・イラストレイテッドによると、チーム代表のギュンター・シュタイナー氏は英衛星放送「スカイスポーツ」の取材に対し、当該のメカニックは無事と報告。アクシデントは「実際よりもドラマティックに見えた」と大事ではないことを強調したという。
(THE ANSWER編集部)