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大谷翔平のエ軍同僚が突然髪を剃ったワケ 4連戦中に変身、アスリートとして心優しい理由とは

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が打者で4本塁打、投手で1勝と躍動したホワイトソックス4連戦の裏で同僚投手が突然、髪を剃ったことがひそかに注目を集めている。帽子に隠された驚きのイメージチェンジの理由とは――。

エンゼルスのクリス・デベンスキー投手【写真:ロイター】
エンゼルスのクリス・デベンスキー投手【写真:ロイター】

デベンスキーがスキンヘッドになった理由を球団公式ツイッターが紹介

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が打者で4本塁打、投手で1勝と躍動したホワイトソックス4連戦の裏で同僚投手が突然、髪を剃ったことがひそかに注目を集めている。帽子に隠された驚きのイメージチェンジの理由とは――。

 その男の名前はクリス・デベンスキー。

 フィリーズからやって来た32歳の右腕は4月にマイナーから昇格すると、貴重なブルペンの一角として奮闘。62試合登板で8勝5敗、4セーブ25ホールドを挙げたアストロズ時代の2017年を彷彿とさせる働きぶりを示している。

 しかし、今回の4連戦初戦で突然、スキンヘッドの変身。球団公式ツイッターはベンチで帽子を脱ぎ、髪を剃った頭をアピールする様子を紹介した。ファンの間でも注目されていたが、その理由はなんとも心優しいものだった。

 球団公式ツイッターによると、デベンスキーは2戦目の27日(同28日)の試合前に同じく救援投手のバックマンとともに地元の小児病院を訪問したという。

 先発・大谷の3番手で登板し、1回無失点に抑えた翌日に紹介された投稿では「訪問の後、2人は子どものサポートのために髪の毛を剃り、クリスは患者からのサインを彼の腕に入れて、昨晩の試合に登板した!」と説明された。

 2人はがん治療中の子供たちを励ますために髪を剃り、デベンスキーは書いてもらったサインをそのままにマウンドで腕を振ったのだという。

 エンゼルスをはじめ、メジャーリーグの球団は施設の訪問を定期的に行っているが、ここまで行動するのは異例。応援してくれる子供たちのためにもデベンスキーはプレーオフ進出に向けて奮闘を続けていく。

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