「オオタニに近づけるものは誰もいない」 メッツ永久欠番の名手、古巣の試合中に手放しで絶賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、27日(日本時間28日)の本拠地ホワイトソックス戦で大活躍。二刀流出場で打っては2本塁打、投げても7勝目をマーク。6月は大活躍だが、28日(同29日)にメッツの千賀滉大投手が先発した試合では、地元局が試合途中に大谷の活躍を紹介。実況が「毎年MVPを受賞できるでしょう」と太鼓判を押し、解説の元レジェンド選手は「非常に見事なシーズンを過ごしていますね」と賛辞を送っていた。
大谷は6月絶好調
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、27日(日本時間28日)の本拠地ホワイトソックス戦で大活躍。二刀流出場で打っては2本塁打、投げても7勝目をマーク。6月は大活躍だが、28日(同29日)にメッツの千賀滉大投手が先発した試合では、地元局が試合途中に大谷の活躍を紹介。実況が「毎年MVPを受賞できるでしょう」と太鼓判を押し、解説の元レジェンド選手は「非常に見事なシーズンを過ごしていますね」と賛辞を送っていた。
大谷が二刀流出場で27、28号本塁打を放ち、投げても7回途中1失点と躍動した翌日。ニューヨークのシティ・フィールドで行われていたメッツ―ブルワーズ戦の米実況席では、試合そっちのけで大谷の話題が持ちあがった。
米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」にて解説を務めていたのは、背番号17がメッツの永久欠番となっているレジェンドOBキース・ヘルナンデス氏。1970年代から80年代にかけてMLBでシーズンMVPや首位打者を獲得している名手は「ベーブ・ルースと言えるかもしれないけれど、彼はそんなに長い間やっていない。個人的にはオオタニに近づける者は誰もいないと思います」と絶賛した。
実況のゲイリー・コーエン氏は「極めて価値の高い選手だが、どれくらい長くプレーできるかという問題は、エンゼルスだけでなく、長期契約を狙う全てのフロントオフィスにとって魅了される問いでしょう」と今季終了後にFAとなる大谷に言及。中継画面では大谷の今季スタッツが表示され、投打に圧倒的数字が並んだ。ヘルナンデス氏は「非常に見事なシーズンを過ごしていますね」と称えた。
コーエン氏は最後に、「昨年ジャッジが62本打たなければ(大谷が)MVPを受賞していたでしょう。彼がこのレベルでプレーし続ければ、毎年MVPを受賞できるでしょう」と締めた。“大谷談義”は4回裏のメッツ攻撃時、先頭打者から無死一、二塁の場面まで続いた。大谷の存在の大きさが、改めて分かるシーンだった。
(THE ANSWER編集部)