ホワイトソックス戦に「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・DH」で出場。チームは5-11で敗れたものの、5打数3安打と打率を.309に上げた。前日には投打同時出場し、7勝目＆10奪三振に2本塁打と大暴れ。米ニューヨーク地元紙は「別次元にいる」と脱帽し、衝撃のMVPオッズを紹介している。

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　米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ショウヘイ・オオタニがア・リーグMVPをほぼ確実にした」との見出しで記事を掲載。「昨季オオタニとMVPを争ったアーロン・ジャッジはすでに30試合を欠場しており、復帰のめども立っていない」と地元のスターの現状に言及。「その間、昨季MVP投票2位だったオオタニは今季、別の次元にいる」と本塁打、OPSらでリーグ首位に立つ二刀流を手放しで称賛した。

　記事では、27日（同28日）ホワイトソックス戦後のMVPオッズを紹介。米スポーツブックメーカー「ファンデュエル」はオオタニのオッズを「1.06倍」に変更。2位はレンジャーズのコーリー・シーガー内野手で、オッズは「35倍」。大谷は圧倒的な支持を得ているようだ。

　シーズンは、まだ折り返しとなる81試合を終えたばかり。大谷は、打っては28本塁打、64打点、11盗塁で三塁打もリーグ首位タイの4本放っている。投げても7勝、127奪三振で防御率3.02と縦横無尽の活躍。辛口ニューヨークメディアも“諦めムード”で、ただ称えるしかなかった。