八村塁、8月開幕ワールドカップ欠場を発表 制限付きFAで「とても難しい判断」「キャリアを考慮」
米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁が27日、8月開幕の「FIBAバスケットボールワールドカップ 2023」を欠場すると、日本バスケットボール協会(JBA)が発表した。
日本バスケットボール協会が発表
米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁が27日、8月開幕の「FIBAバスケットボールワールドカップ 2023」を欠場すると、日本バスケットボール協会(JBA)が発表した。
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八村は今年に入ってウィザーズからレイカーズにトレードで移籍。現在は制限付きフリーエージェント(FA)で、来季の去就が注目されている。JBAは今月、第1次男子日本代表候補選手を発表し、八村もその中に含まれていたが、NBAの来季契約、コンディショニング等の課題や本人の意向を考慮したうえで今夏の日本代表活動への招集を見送ることとなったという。
発表された八村のコメントは下記の通り。
「このたびは今年のFIBAワールドカップを欠場する決断をさせていただきました。ワールドカップを楽しみにしていてくれていたファンの皆様にはこのようなご報告になってしまい申し訳ありません。とても難しい判断でしたが、昨シーズンと長いプレーオフ戦を終え、これから初めてのフリーエージェンシーに備えて今後の自分のNBAキャリアを優先し考慮させていただき、このように判断いたしました。また、来シーズンに向けてこの夏はトレーニングに集中し、体のコンディションを整えさせていただきます。関係各所の皆様、JBAの皆様、トム・ホーバスHCには今回僕の決断を理解していただき大変感謝しています。バスケ日本代表チームメートの活躍を祈るとともに、一番のサポーターとして応援させていただきます」
また日本代表のトム・ホーバスHCは「沖縄で開催されるワールドカップを、能力や存在感のある八村選手と一緒に戦えないことは非常に残念です。しかしながら、私たちは現在の代表候補選手に大きな期待を抱いており、ワールドカップにおいてアジアNo.1のチームとなってパリオリンピックの出場権を獲得するという目的を達成するために努力を続けていきます。八村選手がNBAで活躍し続け、そして来年のパリオリンピックでは一緒に戦えることを心より願っています」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)