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大谷翔平の完全ボール球弾に敵軍WBC左腕衝撃「あの1球を振るのは人類で一人だけ。それが彼だ」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席で勝ち越し25号ソロを放ち、日米通算200本塁打を達成した。試合は逆転負けを喫したものの、6月10本目、年間52発ペースで量産し続ける二刀流。完全な悪球打ちで被弾した先発投手は「あの1球を打ちに行くのは地球上の人類で一人だけ」と衝撃を語った。

ロッキーズ戦で今季25号を放つエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦で今季25号を放つエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

見送ればボールという悪球打ちで被弾したフリーランド

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席で勝ち越し25号ソロを放ち、日米通算200本塁打を達成した。試合は逆転負けを喫したものの、6月10本目、年間52発ペースで量産し続ける二刀流。完全な悪球打ちで被弾した先発投手は「あの1球を打ちに行くのは地球上の人類で一人だけ」と衝撃を語った。

 こんな球を打たれたら、諦めもつくのだろう。2-2で迎えた5回先頭、大谷はWBC米国代表だった左腕フリーランドが投じた、見送れば完全にボールという内角チェンジアップをスイング。詰まった打球に見えたが、打球が飛びやすい高地の後押しもあってか、ぐんぐん伸びて右翼フェンスオーバーとなった。日米通算200号は驚愕の悪球打ち弾。敵地もざわめく中、大谷は悠然とダイヤモンドを一周した。

 地元実況席が「ボール3つ分は外れていた」と評した場面。全米野球記者協会会員で「DNVRロッキーズ」でロッキーズ番を務めるパトリック・リオンズ記者のツイートによると、5回4失点で降板したフリーランドは「オオタニが本塁打にした一球を打ちに行くのは、地球上の人類で一人しかいない。それが彼だ」と脱帽。大谷しか振ろうとすらしないコースを本塁打にされたことに最大級の表現で賛辞を送った。

(THE ANSWER編集部)


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