エ軍名手ベラスケス痛恨失策をネビン監督悔やむ 直後逆転満弾に「1つアウト取っていれば…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、日米通算200号となる25号ソロを含む3安打1打点。あと三塁打が出ればサイクル安打達成という大暴れだったが、チームは8回に守備のエラーから逆転の満塁本塁打を浴び、ナ・リーグ全体で最下位という8連敗中ロッキーズに痛恨の「なおエ」。3連敗を喫した。8回の守乱について、フィル・ネビン監督は「1つアウトを取っていれば…」と悔やんだ。
大谷のサイクル未遂の活躍実らず
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、日米通算200号となる25号ソロを含む3安打1打点。あと三塁打が出ればサイクル安打達成という大暴れだったが、チームは8回に守備のエラーから逆転の満塁本塁打を浴び、ナ・リーグ全体で最下位という8連敗中ロッキーズに痛恨の「なおエ」。3連敗を喫した。8回の守乱について、フィル・ネビン監督は「1つアウトを取っていれば…」と悔やんだ。
監督も嘆くしかない一幕だった。4-3で迎えた8回1死一、二塁の守備で併殺コースの一ゴロから送球を受けた遊撃手ベラスケスが捕球できず、3アウトチェンジどころか1死も取れずピンチ拡大。直後にデベンスキーが4番ディアスに逆転満塁弾を浴び、最悪の形で試合をひっくり返された。ロッキーズは試合前まで29勝48敗、目下8連敗中でナ・リーグ西地区はおろか、リーグ全体でも勝率ワースト。痛い形で3連敗となった。
大谷に続いて2者連発でトラウトが完成させたトラウタニ弾も今季7度目にして初めて黒星。不敗神話が途切れた。エンゼルス戦を中継する地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の試合後番組内で紹介されたインタビューで、ネビン監督は「私たちはこの球場で勝つために十分な得点を挙げることができなかった」と得点圏で凡退が続き、打者天国と言われる高地クアーズフィールドで打ち勝てなかったことを敗因に挙げた。
ベラスケスの守備については「(一塁手ウォルシュの)送球が少し低かった」と見解。「ダブルプレーにできるとは思わなかったが、1つアウトを取っていれば、次の打者への攻め方は変わっていたかもしれない。動画はまだ見ていないが、低い送球だったのは分かっている」と語った上で「スクイッド(ベラスケスの愛称)がいつも決めているところに私たちが慣れているようなプレーだった」と名手のまさかのプレーを嘆いていた。
(THE ANSWER編集部)