トラウタニ弾を見られて8連敗脱出の最高のシナリオ ロ軍地元実況席「今日欲しい物全部手にした」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、日米通算200号となる決勝25号ソロを含む3安打1打点。あと三塁打が出ればサイクル安打達成という大暴れだったが、チームは8回に守備のエラーから逆転の満塁本塁打を浴び、4-7でナ・リーグ全体で最下位という8連敗中ロッキーズに痛恨の「なおエ」。敵地実況席は「ロッキーズファンは今日欲しかったもの全部手にしましたね」と上機嫌だった。
エンゼルスが3連敗
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、日米通算200号となる決勝25号ソロを含む3安打1打点。あと三塁打が出ればサイクル安打達成という大暴れだったが、チームは8回に守備のエラーから逆転の満塁本塁打を浴び、4-7でナ・リーグ全体で最下位という8連敗中ロッキーズに痛恨の「なおエ」。敵地実況席は「ロッキーズファンは今日欲しかったもの全部手にしましたね」と上機嫌だった。
大谷は2-2の5回先頭の第3打席に25号ソロを放った。続くマイク・トラウト外野手も16号ソロを放ってトラウタニ弾を完成。4-2とリードするも、悪夢は8回1死一、二塁で訪れた。一ゴロからの送球を受けた遊撃手ベラスケスが捕球できず併殺のチャンスを逸すると、直後にデベンスキーが4番ディアスに逆転満塁打を被弾。リーグ全体でも勝率ワーストの相手に痛い敗戦を喫した。
逆に最高の展開となったのは、8連敗中だったロッキーズ。試合を中継した米コロラド州地元局「AT&Tスポーツネット・ロッキーマウンテン」の実況席は9回2死まで来ると、「ロッキーズファンは今日欲しかったもの全部手にしましたね。ロッキーズが勝って大谷とトラウトが思い出に残ることをやってのけました」と上機嫌。ちなみに、トラウタニ弾は今季7度目で敗れるのは初だ。
さらに、「昔、ナゲッツの実況をしているとき、マイケル・ジョーダンがやって来た時には、ファンはナゲッツに勝ってほしいものの、ジョーダンが40得点するのも見たがったものです」とスポーツ界の超大物の人気と比較し、ファンにとって最高のシナリオだっと強調していた。
(THE ANSWER編集部)