球団公式ツイッターなどで発表

　米大リーグのエンゼルスは23日（日本時間24日）、メッツのエドゥアルド・エスコバー内野手を交換トレードで獲得したことを発表。メッツからは金銭も支払われ、エンゼルスからはマイナーの2投手、ランドン・マルソーとコールマン・クロウが放出される。球団公式ツイッターなどが発表した。

　怪我人続出の内野手を緊急補強した。エンゼルスが獲得したエスコバーは34歳のベテラン。2011年にホワイトソックスでメジャーデビューし、ツインズ、ダイヤモンドバックス、ブルワーズ、メッツと渡り歩いた。若手時代は遊撃を守り、現在は三塁を中心に二塁、一塁もカバーできるユーティリティーな選手だ。打撃も2019年に自己最多35本塁打を放ち、昨季も20本塁打を記録するなどパンチ力を秘める。

　エンゼルスは6月に入り、内野手に故障者が相次いでいた。ウルシェラが骨盤骨折で今季絶望的となり、レンドン、ネトと主力だった選手が相次いで負傷者リスト入り。内野が手薄になっていた。メッツでも今季、出場40試合で打率.236、4本塁打、16打点を残していたエスコバーの活躍に期待が集まる。