不可解なMLB判定は「恥だ」 退場処分の名将が痛烈批判、米ファンも怒り「明らかにアウトだろ」
米大リーグ・レンジャーズの名将ブルース・ボウチー監督が20日(日本時間21日)、敵地ホワイトソックス戦で不可解な判定の末に退場となった。試合後には「今まで見た中で最悪の判定」「恥だよ」とリプレーで覆った判定を痛烈に批判。米ファンからも「審判が主役か」「完全なるジョークだ」と怒りの声が上がっている。
レンジャーズが不可解な判定で敗北
米大リーグ・レンジャーズの名将ブルース・ボウチー監督が20日(日本時間21日)、敵地ホワイトソックス戦で不可解な判定の末に退場となった。試合後には「今まで見た中で最悪の判定」「恥だよ」とリプレーで覆った判定を痛烈に批判。米ファンからも「審判が主役か」「完全なるジョークだ」と怒りの声が上がっている。
まさかの場面は6-6で迎えた8回2死二塁から生まれた。ホワイトソックスの打者レミラードが左前打を打ち、二塁走者アンドルスが本塁へ突入。しかし、左翼手ジャンコウスキーがワンバウンドのストライク返球を見せ、タッチアウトでチェンジ……かと思われた。
しかし、リプレー検証でレンジャーズの捕手ハイムが走路を塞いでいたとされ、コリジョンルール適用によって得点が認められた。7-6とホワイトソックスが勝ち越し。ハイムが特に妨害するような動きは見られなかったことから、ボウチー監督は納得いかない様子で球審に歩み寄った。強い口調で言葉を発したようだが、数秒後に即退場を命じられてしまった。近くで見ていたハイムは両手で頭を抱えて困惑するしかなかった。
実際の映像を米スポーツ専門局「FOXスポーツ」MLB専門ツイッターが公開。「ブルース・ボウチーは、決勝点を許した場面で、ジョナ・ハイムがプレートをブロックしたと判定された末に退場となった」と文面で伝えると、米ファンからは「審判が主役か」「酷すぎる判定だ」「レンジャーズは勝ちを奪われた」「完全なるジョークだ」「明らかにアウトだろ」「恥ずべきだ」と怒りの声が上がった。
米テキサス州地元局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」公式ツイッターは、試合後にインタビューに応じたボウチー監督の動画を公開。「判定が覆された時、開いた口が塞がらなかったよ。今まで見た中で最悪の判定。しかもそれがリプレーで起きた。理解ができない。何度説明されようが関係ない。あの状況であんな判定はしてはいけない。恥だよ」ともはや呆れた様子で批判していた。試合はこのままホワイトソックスが7-6で制している。
(THE ANSWER編集部)