大谷翔平の比較対象は「2人の殿堂入り選手」 米解説者が“三冠王&CY賞3度”級の活躍と絶賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)、ア・リーグの週間最優秀選手(MVP)に選出された。12日~18日(同13日~19日)の7試合に出場し、打率.435、6本塁打、12打点の成績を残し、出塁率.588、長打率1.304、OPSは1.893と驚異的な活躍。6月に入ってから調子を上げている二刀流の変化に米解説者が注目。ここまでのキャリアで、三冠王&サイ・ヤング(CY)賞3度を合わせたレベルの数字を残していると紹介した。
5度目の週間MVP受賞
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)、ア・リーグの週間最優秀選手(MVP)に選出された。12日~18日(同13日~19日)の7試合に出場し、打率.435、6本塁打、12打点の成績を残し、出塁率.588、長打率1.304、OPSは1.893と驚異的な活躍。6月に入ってから調子を上げている二刀流の変化に米解説者が注目。ここまでのキャリアで、三冠王&サイ・ヤング(CY)賞3度を合わせたレベルの数字を残していると紹介した。
米MLB専門局「MLBネットワーク」公式ツイッターが公開した動画の中で、同局アナリストのトム・バードゥッチ氏が大谷の活躍に注目。「6月6日、フィル・ネビンはマイク・トラウトをショウヘイ・オオタニの後ろに打順を入れ替えた。それから、(大谷は)13試合で9本塁打を放っている」と調子を上げ始めた“きっかけ”を指摘した。
バードゥッチ氏は「我々が目撃しているものを時間をとって見てみよう」と、大谷がここまでのMLBキャリアで残した数字を紹介。打者・大谷の比較対象として、史上初めて両リーグでMVPを受賞した三冠王のフランク・ロビンソン氏を取り上げた。キャリア最初の638試合でオオタニは151本塁打、400打点、長打率.544、OPS.902を記録。ロビンソン氏は144本塁打、396打点、長打率.544、OPS.919だった。
さらに、投手・大谷はCY賞3度受賞のジム・パーマー氏と比較。同キャリア最初の77登板でオオタニは34勝16敗、防御率3.02、投球回数431.2に対し、パーマー氏は30勝17敗、防御率3.13、投球回数431だった。バードゥッチ氏は「ねえ、みなさん。彼の比較対象は2人の殿堂入り選手です! 1人の選手がですよ! 彼のやっていることはクレイジーなのです」と力説していた。
(THE ANSWER編集部)