エンゼルス監督が判定に怒り「まつ毛にタッチしたのか?」 リプレー検証に「なくしてしまえばいい」
米大リーグ・エンゼルスは20日(日本時間21日)の本拠地ドジャース戦に0-2で敗れた。4回の攻撃で本塁突入した走者ブランドン・ドルーリーが憤死。当初はセーフと判定されたが、リプレー検証でアウトに覆った。試合後、フィル・ネビン監督は「理解できない。まつ毛にタッチしたのか?」と判定に不満を露わにし、リプレー検証について「なくしてしまえばいい」とも語っていた。
ドジャース戦に0-2で敗戦
米大リーグ・エンゼルスは20日(日本時間21日)の本拠地ドジャース戦に0-2で敗れた。4回の攻撃で本塁突入した走者ブランドン・ドルーリーが憤死。当初はセーフと判定されたが、リプレー検証でアウトに覆った。試合後、フィル・ネビン監督は「理解できない。まつ毛にタッチしたのか?」と判定に不満を露わにし、リプレー検証について「なくしてしまえばいい」とも語っていた。
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指揮官が納得できなかったシーンは4回2死一塁の場面。5番レンフローが左中間を破る二塁打を放った。一塁走者ドルーリーは激走。三塁ランナーコーチは手を回した。完全にアウトのタイミングでボールが本塁へ返球されたが、やや一塁方向に逸れた。ドルーリーは頭から飛び込み、捕手のタッチを避けるようにしながらも右手でホームベースに触れた。
判定はセーフで、エンゼルス1点先制かと思われた。しかしドジャース側がチャレンジ。審判団のリプレー検証が行われた。スローで見ても微妙なシーンで、判定は長引く。結果、アウトに覆ってエンゼルス先制とはならなかった。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は、試合後のネビン監督のコメントをツイッターで伝えた。覆った判定に「理解できない。まつ毛にタッチしたのか? いくつかこんな事があったけど、困惑してしまう」と静かに怒りの言葉を並べ、「このリプレーシステムがどのように機能しているのか本当に混乱している。なくしてしまえばいい。彼らの手に試合を任せよう」とも語ったという。
エンゼルスは15試合連続安打をマークするなど絶好調だった大谷が、好投手カーショーの前に3打数無安打に封じられるなど打線が沈黙。完封負けを喫している。
(THE ANSWER編集部)