オールスター戦ファン投票の第2回中間結果が発表

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日（日本時間21日）、メジャーリーグ機構（MLB）が発表した7月11日（同12日）のオールスター戦（シアトル）の先発野手を対象にしたファン投票の第2回中間結果で、ア・リーグ指名打者部門でリーグトップの188万5144票を集めた。この結果を受けて、2位の選手が「不正だ」「俺が1番であるべきなんだ」と冗談を飛ばし、米メディアで「面白すぎる」と話題になっている。

　ア・リーグの指名打者部門で2位に入ったのは、ブルージェイズのブランドン・ベルト内野手だった。今季はここまで打率.263、4本塁打、12打点の成績だが、ファン投票では49万7887票を集めた。大谷に大差をつけられる形での2位となっているが、この結果にジョークを飛ばしたコメントが米メディアで話題になっている。

　MLB公式のレポーターのペイジ・レッキー氏は、ツイッターで「得票でショウヘイに次いで2位であることについて聞くと、ブランドン・ベルトはこう語った『不正だと分かる理由だ。俺が1番であるべきなんだ。みんな俺の方が優れた打者だってことは知っている。より優れたDHだし、より優れたリーダーでもある。でも、これを見てみろ』」と語ったと伝えた。

　このコメントを受けて、米スポーツ専門局「ESPN」は公式インスタグラムで「ブランドン・ベルトは面白すぎる」と反応。米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」も「ブルージェイズのブランドン・ベルトは投票は『不正』で、ショウヘイ・オオタニより上にいるべきだと冗談を飛ばす」と伝えた。

　同日に発表されたア・リーグの週間最優秀選手（MVP）にも選出された大谷。驚異的な活躍を続けていることがオールスターのファン投票にも反映されているようで、このまま選出されれば3年連続3度目となる。