大谷翔平23号でベンチが見せた反応が話題に

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、敵地ロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発し、メジャー単独トップとなる特大23号ソロを放った。球団公式などがベンチの同僚たちが“ひれ伏す”動画を公開。「崇拝ポーズだ笑」「ベンチに大谷教」と日本人ファンの話題を集めていたが、米名物解説者の球団OBも「私たちにはもったいない、恐れ多いよ！」と笑いながら伝えた。

　同僚が両手を上から仰ぎ、ひれ伏すようなジェスチャーを見せた。7-2の7回1死走者なし。大谷は右腕クラークの初球チェンジアップを振り抜くと、打った瞬間に本塁打を確信した。飛距離は130メートルを越え、バックスクリーンに飛び込む打球を見届けた。ベンチのナインは平伏するかのようなポーズだ。

　ネット上の日本人ファンが「崇拝ポーズわらた」「ベンチは大谷教に崇拝してるようだw」などと注目していた場面。カリフォルニア州地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の名物解説者マーク・グビザ氏も笑いながら同調した。中継で「ああ、私たちにはもったいない、恐れ多いよ！」と共感するように伝え、自身のツイッターにも同じ言葉を投稿。2人の男性がひれ伏す映画のワンシーンの動画を添えた。

　米ファンからは「グビザがまたしても的確」「誰にとってもそうだ！」「破壊した！」「彼は人間じゃないよミスターグビザ」とコメントが相次ぎ、日本人ファンも「wwww　グビザさん」「ベンチでも拝まれててワロタ　そりゃあこうなるわなあ」と納得。みんな揃って「恐れ多いよ！」に同調してるようだ。

　大谷は球団最速の試合数でメジャー通算150号。ファンのみならず、通算132勝のレジェンドOBをも平伏させた。4打数1安打2打点で連続試合安打を今季最長の14に伸ばしたが、チームは9-10と逆転サヨナラ負けを喫した。