大谷翔平の今季MVP論争に早くも終止符 「打者だけで獲れる」とMLB取材歴40年の米記者が断言
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が今年も歴史的なシーズンを送っている。投手としては6勝2敗、防御率3.29、打者としては打率.301、メジャートップタイの22本塁打を記録。米誌の看板記者は「シーズン半分も経たないうちに、ア・リーグのMVP争いは終わったようだ。そして、それは接戦ですらない」と早くも大谷の2年ぶりMVP獲得を確信している。
米誌「スポーツ・イラストレイテッド」の看板記者「接戦ですらない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が今年も歴史的なシーズンを送っている。投手としては6勝2敗、防御率3.29、打者としては打率.301、メジャートップタイの22本塁打を記録。米誌の看板記者は「シーズン半分も経たないうちに、ア・リーグのMVP争いは終わったようだ。そして、それは接戦ですらない」と早くも大谷の2年ぶりMVP獲得を確信している。
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40年以上MLBを取材し、5度のエミー賞受賞を誇る名物記者が言葉を尽くして大谷の凄さを力説した。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ショウヘイ・オオタニがすでにア・リーグMVP争いに終止符を打った」と題する記事を掲載。著者のトム・バードゥッチ記者は「シーズン半分も経たないうちに、ア・リーグのMVP争いは終わったようだ。そして、それは接戦ですらない」と切り出した。
メジャートップタイの22本塁打を記録しながら、9イニングあたりの被安打数5.6は歴代でも7位タイ(14先発以上)と言及。「オオタニ以前の日々を振り返ってみれば、球界で最高のホームラン打者が、最もヒットを打つのが難しい投手でもあるというのは度肝を抜かれることだ」と、その異常さを強調した。
「オオタニがエリートな二刀流の3シーズン目に入っていることは、驚嘆を減少させる理由になるべきではなく、むしろ増すものであるべきだ」と“大谷慣れ”する人に警鐘。「より優れた打者、より優れた投手は存在するが、これだけ長い期間、両方を上手くこなしているオオタニは史上最もアメージングな選手だ」と断言した。