全仏OPのスタンドに現れた2人のサングラス男

　テニスの全仏オープンは現地時間11日、男子シングルス決勝で第3シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が第4シードのカスパー・ルード（ノルウェー）を7-6、6-3、7-5で下して3度目の優勝。4大大会通算23勝目を飾った。女子ダブルス3回戦での加藤未唯（ザイマックス）組の失格騒動などゴタゴタが目立った大会の会場には大物スターたちも出現。合計年俸137億円という豪華な顔合わせに海外ファンからは「レジェンドがレジェンドをサポート」「2人のGOAT」といった反響が寄せられている。

　手を取り合った。全仏のスタンドの一角に姿を見せたのは、パリ・サンジェルマンでプレーするフランス代表FWキリアン・エムバペと、今季限りでの現役引退を発表したばかりの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。ともに濃いサングラスをかけているものの、柔和な笑顔を浮かべながらがっちりと握手した。

　全仏オープン公式インスタグラムは2人の名前に握手の絵文字を添え、写真を公開。海外ファンからは興奮気味のコメントが寄せられている。

「レジェンドがレジェンドをサポートしている！」
「エムバペのためにここに来た！　彼が本物のスポーツファンであることが大好き」
「ジョコビッチとイブラヒモビッチの兄弟」
「ズラタンがローランギャロスを見ているのではない。ローランギャロスがズラタンを見ているのだ」
「キリアン・エムバペは私の史上最高のお気に入り」
「2人のGOAT（史上最高）」
「エムバペは1つのスポーツだけが好きなのではない、彼は全てのスポーツが好きなんだ」

　ちなみに、引退直前にACミランでプレーしていたイブラヒモビッチの年俸は192万ユーロ（約28億8000万円）、エムバペは7200万ユーロ（約108億円）と言われており、合計すると年俸約137億円という豪華な顔合わせとなった。