大谷翔平の意外な場面がイギリスBBCで話題に 「素敵」「友好的な退去」と注目を浴びたのは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が生んだ今季の“名場面”が、イギリスの公共放送「BBC」にも注目された。3月のWBCには出場しているものの、野球人気が高いとは言えない英国でもまさかのシーンが話題になった。
アストロズ戦での珍場面
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が生んだ今季の“名場面”が、イギリスの公共放送「BBC」にも注目された。3月のWBCには出場しているものの、野球人気が高いとは言えない英国でもまさかのシーンが話題になった。
BBCが注目したのは今月2日(日本時間3日)、敵地でアストロズと対戦した時のワンシーンだった。大谷は「1番・投手」で先発。6回のマウンドで相手打者タッカーをボテボテのゴロに打ち取った。一塁線への打球を大谷が自ら捕球。すると、一塁に向かったタッカーとお見合いする形に。両者は立ち止まり、大谷はボールを持って両手を広げた。
通常ならボールを持つ守備側がタッチしてアウトを奪うが、諦めたタッカーは右手を差し出した。ボールを持った大谷がグラブでこれにタッチ。なんとも珍しい形で投ゴロを完成させた。
「BBC」スポーツ公式ツイッターは実際の動画を公開。「友好的な退去といえば 彼は紳士のようにフィールドを後にした!」と文面に記した。「素敵なもの」「あなたたちはいつこれをテレビ中継するんですか?」「キング・タッカーは紳士だ」との海外ファンのコメントも書き込まれていた。
クリケットが盛んなほか、サッカーの母国ともされる英国は、3月のWBCで本戦初出場。予選ラウンド初戦は米国に2-6は敗れたものの一時リードし、第2戦のカナダ戦も8-18で敗れたが、打線は活発だった。第3戦で強豪コロンビアに7-5で歴史的1勝を挙げると、日本と準決勝で激闘を繰り広げたメキシコとも1-2と接戦を演じていた。
(THE ANSWER編集部)