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エンゼルスに投手交代裏目で4点差逆転負け カブス監督、5回の継投は「オオタニとの対戦で…」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地カブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4回の第2打席で5試合ぶりの16号ソロを放った。2打数1安打1打点2四球で、チームは4点差を逆転勝ち。2連勝に貢献した。投手交代が裏目に出る形で敗れた敵将カブスのデビッド・ロス監督は試合後にその意図を明かした。

4回の第2打席で5試合ぶりの16号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
4回の第2打席で5試合ぶりの16号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルスが4回に一挙5点の猛攻でカブスに逆転勝ち

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地カブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4回の第2打席で5試合ぶりの16号ソロを放った。2打数1安打1打点2四球で、チームは4点差を逆転勝ち。2連勝に貢献した。投手交代が裏目に出る形で敗れた敵将カブスのデビッド・ロス監督は試合後にその意図を明かした。

 0-4とエンゼルスのビハインドで迎えた4回先頭、大谷は右腕ウェスネスキのカットボールを弾き返した。ライナー性の鋭い打球は、跳び上がった鈴木のグラブの先でフェンスに跳ね返ってグラウンドへ。弾みで尻もちをついた鈴木は本塁打と判断したのか、やや遅れてボールを処理。その間に大谷は全力疾走し、三塁を蹴ったところで止まった。あと少しでランニング本塁打という当たりだった。

 審判団の協議の結果、打球は右翼フェンスの本塁打ラインを越えて跳ね返っており、本塁打と認定となった。エンゼルスは5回に一挙5得点の猛攻で逆転。そのまま7-4で勝利した。敗れたカブスからすれば、大谷の一発で勢いづかせた格好になった。

 カブス戦を中継する米イリノイ州地元局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」の中継で、試合後のロス監督は先発した右腕ウェスネスキについて「良い投球をしたと思うが、最後までしっかり締めないと。継投が上手くいかなかったけど、イニングを投げ切らないといけないこともある」と4回2/3の降板に注文をつけた。

 3点リードの5回に1点を返され、なお2死二、三塁のピンチを招いて大谷を迎えたところで左腕ヒューズにスイッチした。「オオタニとの対戦だったため、私も彼にチャンスを与えられなかった」と継投の意図を説明したが、ヒューズが流れを止められずに逆転された。投手起用は裏目に出てしまった。

(THE ANSWER編集部)


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