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吉田正尚、打撃以外に同僚を感服させた入団直後の“主張”「レ軍にようこそと連絡したら…」

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は1日(日本時間2日)のレッズ戦で3打数無安打に終わったものの、開幕から約2か月、48試合出場で打率.312をマークし、ア・リーグの打率2位につけている。同僚はその活躍に舌を巻く一方で、吉田が入団直後に“主張”してきたことを告白。米ポッドキャスト番組で「もっとコミュニケーションをとりたい」と吉田の魅力にすっかり虜になっているようだ。

レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】
レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】

キケ・ヘルナンデス内野手が明かした事実

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は1日(日本時間2日)のレッズ戦で3打数無安打に終わったものの、開幕から約2か月、48試合出場で打率.312をマークし、ア・リーグの打率2位につけている。同僚はその活躍に舌を巻く一方で、吉田が入団直後に“主張”してきたことを告白。米ポッドキャスト番組で「もっとコミュニケーションをとりたい」と吉田の魅力にすっかり虜になっているようだ。

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 今季序盤こそ21打席連続無安打を記録するなど不振だった吉田。打撃コーチの助言もあり、打撃フォームを少々変えたことなどが功を奏して不振を脱出した。4月20日以降は16試合連続安打の活躍もあって復調。打率も.312まで上昇してリーグ2位と、今やレッドソックスには欠かせない戦力となっている。

 そんな吉田を絶賛しているのが、2020年にドジャースでワールドシリーズ制覇も果たし、2021年からレッドソックスに加入したキケ・ヘルナンデス内野手。米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」の中で「ヨシダとプレーするのはどんな感じ? 通称マッチョマンだけど、クラブハウスでもそう呼ばれているの?」と聞かれると、吉田との“馴れ初め”と、その距離感について語った。

「いや、僕たちは“マサ”と呼んでいるんだ。彼と(レッドソックスが)契約したとき、インスタグラムで彼に『ヘイ、ヨシ! レッドソックスにようこそ! 君が来てくれてワクワクしているよ』って連絡したら、最初の返信は『マサと呼んで』だったんだ。オーライ。ヨシじゃなくてマサね。シーズン最初の1か月、彼が打席に立つとファンは『ヨーシ! ヨーシ! ヨーシ!』とコールしていたけど、僕は『ノー。彼はそれは好きじゃないんだ。マサと呼んでほしんだ』って(周囲に)言っていたよ」

 吉田の入団決定直後からコンタクトをとっていたというヘルナンデス。実際に同僚として試合でともに戦うようになると、打者としての技術の高さにも魅了されたという。

「なんて才能、なんてスイングだ。素晴らしい打撃能力だよ。言葉の壁がなかったらいいのにと思うよ。もっとコミュニケーションを取りたいからね。打撃のことや野球のことについて話ができたら。信じられない打者で、素晴らしい才能の持ち主だ。打席での才能は特別だよ。選球眼も信じられないね」

 チームで本塁打が飛び出した際にはベンチで吉田の“トレードマーク”の金のダンベルを持つパフォーマンスも浸透。レッドソックスの主力として、吉田の存在感は日ごとに高まっているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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