エ軍ネビン監督退場 原因となった“疑惑判定”に米ファンも怒り「酷い判定」「全然際どくない」
米大リーグ・エンゼルスのフィル・ネビン監督は1日(日本時間2日)の敵地アストロズ戦で退場処分を受けた。6回のチャンスで1番ウォードの見逃し三振判定に対して猛抗議。受け入れられることはなかったものの、中継画面のバーチャル映像や全球チャート図などでもボールに見えるとあって、米ファンからは「審判は罰金を受けるべき」「これは酷い判定」といった声が上がっている。
アストロズ戦6回1死満塁の絶好機で…
米大リーグ・エンゼルスのフィル・ネビン監督は1日(日本時間2日)の敵地アストロズ戦で退場処分を受けた。6回のチャンスで1番ウォードの見逃し三振判定に対して猛抗議。受け入れられることはなかったものの、中継画面のバーチャル映像や全球チャート図などでもボールに見えるとあって、米ファンからは「審判は罰金を受けるべき」「これは酷い判定」といった声が上がっている。
微妙なコールだった。2-4と2点ビハインドで迎えた6回、1死満塁のチャンスで1番ウォードが3-2のフルカウントからの6球目、低めのシンカーを見逃した。押し出しを確信したウォードは一塁に向かおうと一歩踏み出したが、判定はストライクで三振。球審に言葉を浴びせて引き揚げるウォードと入れ替わるようにネビン監督はベンチを飛び出し、球審に顔を近づけて怒りをぶちまけた。球審はただうなずくばかりだったが、この行為でネビン監督は退場処分。ベンチに戻っても指揮官の怒りは収まらなかった。
中継映像内のバーチャルストライクゾーンからは外れて見えた1球。MLB公式サイトの全球チャート図でも、ボールとなった1球目よりも低く外れていることを示している。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターが「テイラー・ウォードとフィル・ネビンは3ストライク判定に明らかにイライラしている」とつづって公開した動画には、米ファンから是非を問うような反響が寄せられている。
「審判は罰金を受けるべき」
「全然際どくもない」
「かなり低い」
「明らかにボール」
「この判定が今日アストロズを救った」
「これは酷い判定だ」
「こんなこと起こってはならない」
一部では「これは明らかにストライク……」「明らかに、これはストライクだった」といったコメントもあったが、判定が覆るこもとはなく、続くトラウトも遊直に倒れてチャンスを生かせなかったエンゼルス。その後の反撃は実らず、2-5で敗れた。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手は第1打席で右前打を放ったものの、その後は快音が聞かれず、5打数1安打だった。
(THE ANSWER編集部)