大谷翔平の「外野手&守護神」起用に元MLB選手2人が太鼓判「彼にできないことは何もない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、ここまで打っては15本塁打、投げては5勝といずれもチームトップの数字をマーク。指名打者と先発投手として重責を担いながら成績を残している。そんな中、元MLB選手たちは現状とは異なる大谷の起用法について議論。夢の「外野手&守護神プラン」も「できると私は思います」と太鼓判を押されている。
MLB専門番組で大谷の起用法を議論
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、ここまで打っては15本塁打、投げては5勝といずれもチームトップの数字をマーク。指名打者と先発投手として重責を担いながら成績を残している。そんな中、元MLB選手たちは現状とは異なる大谷の起用法について議論。夢の「外野手&守護神プラン」も「できると私は思います」と太鼓判を押されている。
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5月31日(日本時間6月1日)のホワイトソックス戦で2本塁打を放ち、不調気味だった打棒で強烈なインパクトを残した大谷。投手としても11試合の先発で65イニングを投げ、5勝1敗、防御率2.91。奪三振数はイニング数を大きく上回る90でリーグ最多だ。打っても15本塁打はヤンキースのジャッジ(18本)に次ぐ2位。投打でチームを支えている。
そんな大谷について、MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「インテンショナル・トーク」公式ツイッターは、MLB通算132勝、87セーブのライアン・デンプスター氏と、通算1284安打、170本塁打を誇るケビン・ミラー氏が起用法について語る動画を公開した。
司会シエラ・サントスさんが「これはちょっとワイルドな考えなので、もちろん各自の意見を聞かせてもらえればと思うのですが、クローザー兼外野手になれば、オオタニはエンゼルスにとってさらに価値がある選手になると思いますか?」と提起。するとデンプスター氏は「オオタニは右翼を守り、かつ守護神を務めることができると私は思います」と話し、こう続けた。
「(現アスレチックス監督の)マーク・コッツェイがカレッジ・ワールドシリーズでやっていたように。ホームランを打って、試合も締める。WBCでも彼がブルペンから出てきて、102マイルを投げ、マイク・トラウトからえげつないスライダーで三振を奪うところを見ました。ただただ信じられないことです。5日に1回、というのも分かりますが、彼は毎日助けることができます。外野手として……そういえばフィル・ネビン監督は、外野を守らせれば彼はうちで最高の外野手になるかもしれないと言っていました。スピードもありますし、球を読む能力もある。そしてクローザーとして。私は好きですね。毎日ライトを守り、試合を締めてほしいです」