大谷翔平を中央に立たせたトラウトに米注目

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が26日（同27日）、本拠地マーリンズ戦に「3番・DH」で先発し、4打数無安打2三振でチームは2-6で敗れた。試合前には、3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の「オールWBCチーム」として表彰された。同じく受賞した米国代表のマイク・トラウト外野手が、記念撮影で大谷に中央を譲る場面も。球団公式が動画を公開すると、粋な計らいに米ファンから「本当にイイやつだな」「最高だ」と称賛の声が上がった。

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　記念撮影の中央は大谷だった。トラウト、メキシコ代表のパトリック・サンドバル投手とともに、大会ベストナインに相当する「オールWBCチーム」に選出された。この日の試合前にトロフィーを持って記念撮影。最初は中央に立とうとしたトラウトだったが、すぐに大谷に譲り、自身は端に移動した。

　動画を公開したのは、球団公式インスタグラム。コメント欄では、米ファンから「センターをショウヘイに譲るトラウトが最高だ」「マイキーがショウヘイを真ん中に立たせるのが良いわね」「マイク・トラウトは本当にイイやつだな」「2人のキャプテンと2人のエリート級打者と2人のエースだ」と主砲の敬意を込めた一流の振る舞いに称賛の声が上がった。

　WBCでは日米決戦となった決勝の9回には、投手・大谷とトラウトが対戦した。空振り三振で幕を閉じ、侍ジャパンが3大会ぶりの世界一に。大谷はMVPも獲得した。