レッドソックス戦で大谷のクールな振る舞いが注目の的に

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が打席で見せたクールな振る舞いが話題となっている。22日（日本時間23日）の本拠地レッドソックス戦、空振り直後に頭から落ちたヘルメットをスムーズにキャッチ。“超反応”に米メディアも「平凡な瞬間を驚きに変えた」と注目を浴びせている。

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　何事もなくやってのけた。3回の第2打席、大谷はレッドソックス先発右腕ハウクの初球にバットを振るも空を切った。勢いあまってヘルメットが落下。しかし、すぐさま左手を出してキャッチした。1歩、2歩と後ろに後下がるとタイムを要求。髪をかき上げて、再びヘルメットを被った。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニは同時に酷くもファンタスティックにも見える」とつづって実際の動画を公開。米紙「USAトゥデー」のスポーツとエンタメ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」も「ショウヘイ・オオタニは、空振りしたにもかかわらず見事なハイライトを生み出した」との見出しで脚光を浴びせた。

　記事では「ショウヘイ・オオタニは、平凡な瞬間をMLBファンにとって驚きに変える必見の才能豊かな選手だ。月曜日の夜には、正にそれが起きた」と紹介。「こんなワイルドなスイングをどうやったらクールに見せられるんだ？　唯一、オオタニだけができる」と称賛していた。

　大谷は、この試合では3打数無安打に終わったが、23日（同24日）の同カードでは初回第1打席に快足を飛ばした内野安打を記録し4打数1安打。チームも4-0で3連勝を飾った。