大谷の顔面に手足の生えた斬新デザイン

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）、本拠地レッドソックス戦に「3番・DH」で出場。4打数1安打で4-0の3連勝に貢献した。試合前には同僚投手が、大谷がデザインされた「不思議愛くるしい」Tシャツを着用。米記者が紹介すると、日本のファンからは「欲しい」「なにこれ（笑）」と羨望の声が上げられている。

　斬新だ。試合前、ベンチ前でポーズをとったマット・ムーア投手。2020年にはソフトバンクでプレーした救援左腕は、エンゼルスの赤いキャップを被ってカメラに向かって微笑んでいる。

　注目はTシャツだ。前面に大きく大谷の顔が描かれ、小さな手足が生えている。手にはボールとバットを握る二刀流。「SHO YEAAHH!」と話しているように吹き出しがデザインされている。

　米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番サラ・バレンズエラ記者は自身のツイッターに実際の画像を公開。文面には「他に誰が持っているか分からないけどマット・ムーアがここでは着ている」と記した。

　返信欄で米ファンから「どこで買えるの」などとコメントが寄せられる中、販売元の米アパレル販売サイト「RotoWear」公式ツイッターは2021年に同Tシャツを紹介した投稿をリツイート。現在も30ドル（約4200円）で販売されている。

　エンゼルスでは選手らが兜デザインのTシャツを着て米国内でも話題に。大谷デザインのTシャツに日本人ファンからは「欲しい」「なにこれ（笑）」「なにこの不思議愛くるしい翔平Tシャツはw」「ニコちゃん大王スタイル……？」「どういうコンセプト？」「イシツブテに似てるような気がする」「こ、これは……何」と注目を集めていた。

　エンゼルスは21試合ぶり完封リレーで2カード連続で勝ち越し。ここ6試合で5勝と調子を上げ、通算27勝23敗としている。