来日中のMLB記者が遭遇した心温まる日本人親子 野球殿堂博物館で「ペッパーミルの動きを…」
来日して日本のプロ野球を視察しているMLB公式サイトのデータ分析担当記者が日本の野球史に触れた。東京にある野球殿堂博物館を訪問し、往年の名選手のバットやユニホームの数々を鑑賞。世界のホームラン王・王貞治氏が練習で使用した日本刀などに感銘を受けたことを明かしていたが、その場所で心温まるエピソードもあったという。遭遇した日本人親子について「とても微笑ましかった」と紹介した。
MLB公式サイトの記者が野球殿堂博物館でほっこりエピソード
来日して日本のプロ野球を視察しているMLB公式サイトのデータ分析担当記者が日本の野球史に触れた。東京にある野球殿堂博物館を訪問し、往年の名選手のバットやユニホームの数々を鑑賞。世界のホームラン王・王貞治氏が練習で使用した日本刀などに感銘を受けたことを明かしていたが、その場所で心温まるエピソードもあったという。遭遇した日本人親子について「とても微笑ましかった」と紹介した。
日本の歴史を体験できる野球殿堂博物館。来日以降、甲子園、東京ドーム、神宮などを訪れ、NPBの試合を観戦しているMLBのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー記者は、その場所でほっこりするエピソードがあったという。
16日に自身のSNSで訪問した際に撮影した写真を掲載し、大谷翔平や佐々木朗希のサイン入りユニホーム、ラーズ・ヌートバーの侍ジャパンユニホームとベンチに持ち込んで使用したペッパーミルパフォーマンス用のミルなど、数々の展示品を紹介していた。
すると、ほどなくしてこの投稿に1人の反応が。それは、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を取材し、日本の食文化などを次々の発信して話題になったMLB公式サイトのマイケル・クレア記者だ。同記者が反応したのはペッパーミルパフォーマンス用のミル。
「ペッパーミルも展示されているだね!」と関心を示すと、これにアドラー記者は「僕が見に行った時は、小さな子どもがこれを見て父親にペッパーミルの動きをやっていたよ。とても微笑ましかった」とほっこりエピソードを紹介したのだ。
WBCで初めて日系人で侍ジャパンの一員として出場し、優勝に貢献するなど、すっかり国民的ヒーローとなったヌートバー。その象徴ともいえるペッパーミルパフォーマンスが浸透しているエピソードに、米国からやってきた本場の記者も癒されたようだ。
(THE ANSWER編集部)