レッドソックス戦で注目

　米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は12日（日本時間13日）、敵地レッドソックス戦に「8番・右翼」で先発出場。3打数2安打2打点1四球1盗塁で、8-6で勝ったチームに貢献した。試合前には、侍ジャパンの帽子をかぶった少女とほっこりする交流も。「史上最高のかわいさ」「彼が大好きな理由はこれ」と米ファンからも反響が集まっている。

　試合前のヌートバーが、優しく交流していた。敵地フェンウェー・パークのベンチ端。客席にいた少女のボールにサインをしてあげたようだ。満面の笑みでペンを手渡しているが、レッドソックスのユニホームをまとった少女が被っているのは、侍ジャパンの帽子だった。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でヌートバーも着用したキャップだ。

　カージナルス公式ツイッターが実際の写真を公開。これに米ファンからは「ヌートの笑顔。彼が大好きな理由はこれ。チームの一員であることにただただ幸せなんだよ」「ヌートと小さな女の子の笑顔は史上最高のかわいさ」「ヌートバーは出会う若者の中で最も親切かつ素朴だと聞いたことがある。去年12月にナッシュビルでうちの息子が彼に会った時、友だちと一緒に野球の話をしました！とても素敵な選手！」などとコメントが集まっていた。

　日本代表で同僚だった吉田正尚外野手との直接対決だったこの試合。ヌートバーは1点を追う9回に同点適時打を放つなど勝利に貢献した。吉田も3打数2安打1四球で、マルチ安打をマークした。