吉田正尚は「昨オフのリーグ最高の契約」 賛否あった124億円契約を米識者絶賛「彼が新人王だ」
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手の評価がうなぎ上りだ。5月最初の週のア・リーグ週間最優秀選手(MVP)に選ばれるなど調子を上げ、打率.298、6本塁打、24打点、OPS.873を記録。巨額な数字に賛否もあった5年9000万ドル(約124億円)の契約を米識者は「昨オフのリーグ最高の契約」と評した。
吉田の貢献は「レッドソックスにとって非常に大きな存在」
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手の評価がうなぎ上りだ。5月最初の週のア・リーグ週間最優秀選手(MVP)に選ばれるなど調子を上げ、打率.298、6本塁打、24打点、OPS.873を記録。巨額な数字に賛否もあった5年9000万ドル(約124億円)の契約を米識者は「昨オフのリーグ最高の契約」と評した。
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米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でレポーターを務めるアレックス・カリーさんは、大谷翔平マニアとしても知られる同局アナリストのベン・バーランダー氏が司会を務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」に出演。「大胆な意見」としながら「マサタカ・ヨシダは昨オフ最高の契約だ」と主張した。
バーランダー氏は「オー、全体でだよね?」と驚いたように確認。2本塁打を放った4月23日(日本時間24日)の敵地ブルワーズ戦を境に吉田の成績が急上昇し、それに伴ってチームの貯金も同時に増えていることを紹介した。
16試合連続安打を放つなど、吉田の貢献を「彼ら(レッドソックス)にとって非常に大きな存在になっている」と強調したバーランダー氏。「だが、私は彼を“ア・リーグで”最高の契約としたい」とカリーさんの意見に一部反対した。
バーランダー氏が「昨オフ最高の契約」に推したのはブレーブスが5対1のトレードで獲得したショーン・マーフィ捕手。守備力に定評がある捕手ながら打率.288、9本塁打、32打点、OPS1.041を記録しており、同氏は「現在ナ・リーグのMVP候補だと思う」と高く評価した。
マーフィの契約には劣るとしながらも、「私は彼の大大ファンであり、今のところ、彼がア・リーグの新人王だと思っている」と吉田を絶賛したバーランダー氏。「彼がア・リーグ最高の契約であり、ショーン・マーフィが全体で最高(の契約)だと思う」と自身の意見を繰り返した。
(THE ANSWER編集部)