千賀滉大の守備が「美しいバレエ」と米話題 一塁ダッシュで偶然生まれた体勢が「これは芸術」
米大リーグのメッツ・千賀滉大投手は5日(日本時間6日)、本拠地ロッキーズ戦に先発し、6回2安打無失点の好投で、今季4勝目を挙げた。2回の守備では華麗な一塁ベースカバーでアウトを奪取。その際の体勢が特徴的だったことから、「美しいバレエだ、センガ!」「これは芸術だな」の声が上がった。
4勝目を挙げたロッキーズ戦の2回の守備で美技
米大リーグのメッツ・千賀滉大投手は5日(日本時間6日)、本拠地ロッキーズ戦に先発し、6回2安打無失点の好投で、今季4勝目を挙げた。2回の守備では華麗な一塁ベースカバーでアウトを奪取。その際の体勢が特徴的だったことから、「美しいバレエだ、センガ!」「これは芸術だな」の声が上がった。
千賀の武器はピッチングばかりじゃない。2回2死の場面で一二塁間に打球が飛んだ。千賀はすかさず一塁へのベースカバーにダッシュ。横っ飛びした一塁手が弾き、それを二塁手がカバー。一塁に向かっていた千賀に送球したが、やや三塁方向に逸れた。しかし、走ってきた方向と反対に体勢を戻すようにして、一塁ベースを踏みながら左手のグラブを目いっぱいに伸ばしてキャッチ。アウトにしてみせた。
味方と連携した好プレーを米スポーツ専門局「FOXスポーツ」公式ツイッターは「3-4-1の刺殺」と動画付きで紹介。また、米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」公式ツイッターも「描いたようなプレーだ」と称賛を込めて伝えた。
体をひねるようにして腕を伸ばした体勢がバレリーナと重なったためか、米ファンからは「美しいバレエだ、センガ!」「これは芸術だな」の声も。「(一塁踏んだ瞬間の)フットワークで一瞬心臓止まるかと思った」とアクシデントが起きやすいプレーだけにヒヤリとしたファンもいた。
(THE ANSWER編集部)