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久保建英は「とてつもなく成長している」 古巣粉砕弾を元レアル戦士称賛「高いレベルのプレー」

海外サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ第33節が2日(日本時間3日)に行われ、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が本拠地レアル・マドリード戦の後半2分に今季8得点目となる先制ゴール。チームはその後追加点を奪い、2-0の勝利を収めた。古巣を絶望させた一撃に海外メディアは「レアル“不合格”のクボが番狂わせ」と報道。元レアル戦士は「シーズン序盤からとてつもなく成長している」と称賛している。

古巣レアル・マドリードとの対戦で先制ゴールを奪ったソシエダの久保建英【写真:ロイター】
古巣レアル・マドリードとの対戦で先制ゴールを奪ったソシエダの久保建英【写真:ロイター】

リーガ・エスパニョーラ第33節

 海外サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ第33節が2日(日本時間3日)に行われ、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が本拠地レアル・マドリード戦の後半2分に今季8得点目となる先制ゴール。チームはその後追加点を奪い、2-0の勝利を収めた。古巣を絶望させた一撃に海外メディアは「レアル“不合格”のクボが番狂わせ」と報道。元レアル戦士は「シーズン序盤からとてつもなく成長している」と称賛している。

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 したたかに狙っていた。スコアレスで折り返した後半開始直後の2分。レアルの右サイドバックのDFミリトンが苦し紛れにGKにバックパスを送ったが、コースがそれた。それを見逃さなかった久保は一気にチャージをかけると、得意の左足で無人のゴールに押し込んだ。

 ソシエダは来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位をがっちりキープ。3位アトレチコ・マドリードとの勝ち点差も5に縮めた。一方、勝ち点を積み上げられなかったレアルは、首位バルセロナとの勝ち点差が14のまま。残り5試合での連覇の夢は大きく遠のいた。

 オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」は「『とても嬉しい』レアル・マドリード不合格のタケフサ・クボがレアル・ソシエダを鼓舞して番狂わせの勝利」との見出しで、久保の活躍を報道。「元レアル・マドリードの選手が今季も注目を集め、(レアルの)リーグ優勝の望みをほぼ絶ち切った」「レアル・マドリードから拒否された後にクボが真の価値を見せつけた」と記した。

 記事内では、かつてレアルでリーグ制覇経験がある元スペイン代表MFビクトル・サンチェス氏が同局の中継内で口にした「シーズンの大事な局面を迎えて決定的な存在となっているクボの変化を称えた」というコメントを紹介。「クボはソシエダでとても高いレベルのプレーをしている。シーズン序盤からとてつもなく成長しており、ソシエダにとって大事なここ数試合でチームをけん引している」とした上で「彼は非常にいい選手で、リーガでの日本人選手成功が日本でもとても喜ばれていると思う」としている。

(THE ANSWER編集部)

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