大谷翔平エ軍は「C」評価 開幕1か月に米ESPN皮肉「ああ、悲しいかな。また不完全なチームだ」
大谷翔平投手が所属する米大リーグ・エンゼルスの開幕1か月は「C」評価が下された。4月30日(日本時間5月1日)の29試合目で4月の日程を終了。ア・リーグ西地区3位とした。米スポーツ専門局「ESPN」は全30球団の「通知表」を発表。大谷は7本塁打、4勝など獅子奮迅の活躍をしているが、エンゼルスについて「ああ、悲しいかな。また不完全なチームだ」などと評価した。
米ESPNが全30球団の通知表を公開
大谷翔平投手が所属する米大リーグ・エンゼルスの開幕1か月は「C」評価が下された。4月30日(日本時間5月1日)の29試合目で4月の日程を終了。ア・リーグ西地区3位とした。米スポーツ専門局「ESPN」は全30球団の「通知表」を発表。大谷は7本塁打、4勝など獅子奮迅の活躍をしているが、エンゼルスについて「ああ、悲しいかな。また不完全なチームだ」などと評価した。
同局は「MLB全30球団に通知表を手渡す」との見出しで記事を掲載。「全30球団をチェックして、通知表を手渡そう。シーズン前の期待と比較し、対戦相手や戦いぶりを考慮に入れつつ、いくつかの鍵となる選手たちにも照準を当てた」と記載した。A~Fの6段階に加え、「+」「-」を付けられた中、エンゼルスは「C」となった。寸評では皮肉交じりの“妄想”から展開された。
「別の世界のどこかでは、ショウヘイ・オオタニは別の地球でも最高のショーであり、マイク・トラウトは毎年162試合に出場し、アンソニー・レンドンはFA契約を結んでから毎年3割100打点を記録し、ジョー・アデルは40本塁打のスラッガーになり、エンゼルスは例えばジャスティン・バーランダーとFAで契約して、彼は25勝したりする」
夢のシーズンに現実逃避した直後、「ああ、悲しいかな。ここはその世界ではなく、それはつまり、エンゼルスはまた不完全なチームであることを意味する」と指摘した。「オオタニは物凄く、トラウトは素晴らしく、ハンター・レンフローは大きな補強になっているが、ポジティブ要素と同じだけネガティブ要素がある」と説明。こう解説している。
「レンドンは本塁打を放っておらず、捕手のローガン・オホッピーは力強いスタートを切った後に関節唇を損傷、先発のタイラー・アンダーソンとホセ・スアレスは苦戦している。新人遊撃手のザック・ネトから目を離さないように。彼はデビューから15試合で7回死球を受けており、この傾向が手首の骨折に繋がらないことを本当に願っている」
まだ1か月。首位レンジャーズとゲーム差2.5としている。ESPNの通知表は以下の通り。
A+:レイズ、パイレーツ
A:オリオールズ、ブルワーズ、
A-:ブレーブス、レンジャーズ
B+:ツインズ、ダイヤモンドバックス、
B:カブス、ブルージェイズ、メッツ
B-:マーリンズ
C:アストロズ、ナショナルズ、エンゼルス、フィリーズ、レッドソックス
C-:ガーディアンズ、ドジャース、パドレス、ジャイアンツ
D+:ヤンキース、レッズ、マリナーズ
D:カージナルス、タイガース
F:ロッキーズ、ロイヤルズ
F-:ホワイトソックス
F——:アスレチックス
(THE ANSWER編集部)