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大谷翔平が「虜にした明らかな兆候だ」 初見参ミルウォーキー、球場の“異変”に地元局が注目

米大リーグ・エンゼルスは28日(日本時間29日)から敵地でブルワーズとの3連戦を行っている。大谷翔平投手にとっては初となるミルウォーキーでの試合。初戦から多くのエンゼルスファンが観戦に訪れ、地元メディアは「オオタニがブルワーズの土地で育った人々さえも虜にしている明らかな兆候だ」と大谷の影響力を指摘している。

ブルワーズとの3連戦で敵地ミルウォーキーも虜にしたエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
ブルワーズとの3連戦で敵地ミルウォーキーも虜にしたエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

29日からのブルワーズ3連戦で大谷はミルウォーキーに初見参

 米大リーグ・エンゼルスは28日(日本時間29日)から敵地でブルワーズとの3連戦を行っている。大谷翔平投手にとっては初となるミルウォーキーでの試合。初戦から多くのエンゼルスファンが観戦に訪れ、地元メディアは「オオタニがブルワーズの土地で育った人々さえも虜にしている明らかな兆候だ」と大谷の影響力を指摘している。

 赤い帽子や「OHTANI 17」のユニホームが観客席のあちこちに見受けられた。リーグが異なるために対戦機会が少ない両者。二刀流のスーパースターを直接目にする数少ないチャンスを逃すまいと、地元ウィスコンシン州からはもちろん、近隣の州や国外からもファンが駆けつけた。

 ウィスコンシン州地元放送局「WDJT」は「スーパースター、ショウヘイ・オオタニを見るために世界中から野球ファンが集まり、ミルウォーキーは利益を得る」と題する記事を掲載。「彼はどこへ行っても何千というファンを引きつけ、ミルウォーキー市もその熱狂から利益を得ている」と大谷がもたらす効果を強調している。

 記事は大谷を見るために近隣のミネソタ州ミネアポリスから車で5時間かけて観戦に訪れたファンや、日本から飛んで来たファンの声を紹介。ニューヨーク在住のエンゼルスファン、ドン・ラデューさんはウィスコンシン州に住む家族のもとを訪れていたが、エンゼルス戦があるために球場に向かったという。

「私は本当にショウヘイ・オオタニが大好きです。彼は野球界にとって、野球の成長にとって本当に素晴らしいと思います」とラデューさんは大谷を称える。

 初戦に見られた光景を同記事は「スタンドの至る所に赤いエンゼルスのウェアが顕著に散らばっていた」と表現。「オオタニがブルワーズの土地で育った人々さえも虜にしている明らかな兆候だ」と大谷が敵地も魅了したことを評した。

 大谷は28日の初戦は4打数1安打、29日(同30日)は5打数3安打2盗塁と連日の活躍も、チームは1-2、5-7とブルワーズに連敗している。

(THE ANSWER編集部)

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