菊池雄星、無傷の4勝で米称賛 WBCドミニカ強打者への高速変化球に「エグい」「最高」の声
米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手が26日(日本時間27日)、本拠地ホワイトソックス戦に先発。6回途中4安打無失点、8奪三振の力投で無傷の今季4勝目をマークした。90マイル(約145キロ)で変化した高速スプリットでWBCドミニカ代表の強打者を仕留め、米投球分析家も注目。「エグイ」「えげつないな」と称賛の声が上がっている。
ホワイトソックス戦で6回途中無失点と好投
米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手が26日(日本時間27日)、本拠地ホワイトソックス戦に先発。6回途中4安打無失点、8奪三振の力投で無傷の今季4勝目をマークした。90マイル(約145キロ)で変化した高速スプリットでWBCドミニカ代表の強打者を仕留め、米投球分析家も注目。「エグイ」「えげつないな」と称賛の声が上がっている。
変化球も冴えわたった。菊池の2回のマウンド。2020年のシルバースラッガー賞打者で、WBCドミニカ代表にも名を連ねたエロイ・ヒメネスを1-2と追い込むと、最後は外角低めに落ちるスプリットだ。躍動感ある投球フォームから投じた高速で沈むボールに、ヒメネスは満足なスイングが出来ず空振りを喫した。
この投球映像をツイッターに公開したのは、米投球分析家ロブ・フリードマン氏。「ユウセイ・キクチ、エグい90マイル(約145キロ)のスプリット」と文面に記した。また、6回にルイス・ロベルトからキレのあるスライダーで三振を奪った映像も別に投稿した。
米ファンからは「今季は彼に幸せにしてもらっている」「彼は最高だ」「ボールの隠し方が凄い」「今季ここまでえげつないな」「髭ユウセイは自信満々のエースだ」などと称賛の声が集まった。
菊池はマリナーズ時代の2021年に挙げた7勝(9敗)がメジャーでは年間最多の勝ち数だが、今季これで早くも無傷の4勝目となった。「(投手コーチの)ピート・ウォーカーは冬からいい仕事をしているようだ」「ピート・ウォーカーは魔法のようだ」と米ファンからは投手コーチに注目する声も上がっていた。
(THE ANSWER編集部)