テーラー・ウォードが着用した「兜Tシャツ」とは

　米大リーグ・エンゼルスは25日（日本時間26日）、本拠地アスレチックス戦に5-3で勝利した。米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の中継では、テーラー・ウォード外野手が着用していた「兜Tシャツ」が話題に。実況者は「信じられない！」「誰か（販売サイトの）リンク送って」と羨望の眼差しを向けていた。

　祝福の兜がTシャツになった。中継内で話題になったのは、前日の同カードで本塁打性の当たりを強奪したウォード。本人が実際のボールを持った1枚が紹介された。

　注目を浴びたのは着ていたTシャツだ。今季本塁打の祝福で使用されている兜を被った般若のようなお面がプリントされ、後ろではバットがバツ印に交差している。「アナハイム」「カリフォルニア州」の日本語も記されており、日本風のデザインだ。

　米国のアパレル販売サイト「RotoWear」で30ドル（約4023円）で販売されている一着。22日（同23日）にもカリフォルニア地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番サラ・バレンズエラ記者が自身のツイッターでジェイク・ラム内野手が着用した画像を公開し、話題となっていた。

　目の当たりにした実況のウェイン・ランダッゾ氏は「彼の着ているTシャツは信じられない！」と興奮気味に注目。解説のマーク・グビザ氏も「RotoWearが作ってるんですよ。とてもクールですよね」と同調した。ランダッゾ氏は手に入れていないようで、「誰か（販売サイトの）リンク送って」ともお願いしていた。

　「THE ANSWER」の取材によると、兜の製造元は鹿児島の甲冑工房丸武産業で33万円の逸品。すっかり人気アイテムとなり、「クール」な1着も脚光を浴びていた。