ロイヤルズ戦に「3番：DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）の本拠地ロイヤルズ戦に「3番・DH」で先発出場し、6回の第3打席で今季5号となる右中間本塁打を放った。3打数2安打2打点の活躍で4-3の勝利に貢献。8回には快足を飛ばして内野安打もマークしたが、その時に見せたポーズにツイッター上の日本人ファンからは「アラレちゃんみたい」「WBC思い出した」といった声が上がっている。

　敵をあきれさせた。4-3で1点リードの8回無死二塁の場面。4球目の外角スライダーを引っかけた大谷の平凡なゴロは、一塁手のパスクァンティーノにキャッチされた。やや深めの位置でつかんだパスクァンティーノは、大谷のスピードに気づいた慌ててベースに向かい、スライディング。だがそれよりも大谷の足が速かった。判定はセーフ。パスクァンティーノは唖然とした表情を見せ、スタンドのファンは盛り上がった。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏はツイッターで動画を公開し「このスピードを見てよ!!　ショウヘイ・オオタニはマジで飛ぶように走ってヒットにした」とつづったシーン。大谷が一塁を駆け抜けた際に見せた“セーフ”のポーズに注目した日本人ファンも多く、ツイッターにはさまざまな声が上がっている。

「爆速内野安打」
「アラレちゃんみたい」
「セーフポーズ可愛い」
「ファーストゴロさえもセーフにする大谷君の足の速さと長さよ」
「まじ足はえーーーー」
「WBCでもやってたの思い出した」
「大谷くんのアラレちゃんみたいな 走り方可愛いよぉ～」

　大谷は6回の第3打席の5号HRに続き、一塁への内野安打でマルチ安打をマーク。今季打率を.266としている。