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引退・山口俊「面白い勝負だった」 エンゼルス戦でABEMA初解説、注目したのは大谷VS最速左腕

米大リーグ・エンゼルスは4月22日(日本時間23日)、本拠地ロイヤルズ戦に8-11で敗れた。この試合を中継した「ABEMA」では、元・巨人の山口俊氏が現役引退後、初のメディア出演。実況のDJケチャップ氏とともに、選手心理に寄り添った丁寧な解説で試合を盛り上げた。

引退後、ABEMAで初解説を務めた山口俊氏【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
引退後、ABEMAで初解説を務めた山口俊氏【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

23日のロイヤルズ戦、ABEMAで初のメディア出演

 米大リーグ・エンゼルスは4月22日(日本時間23日)、本拠地ロイヤルズ戦に8-11で敗れた。この試合を中継した「ABEMA」では、元・巨人の山口俊氏が現役引退後、初のメディア出演。実況のDJケチャップ氏とともに、選手心理に寄り添った丁寧な解説で試合を盛り上げた。

 ABEMAの解説初登場となった山口氏は「僕でいいのかな?一応2年前までメジャーにいたんですけど」とやや緊張した様子で解説をスタート。前日までの大谷のプレーを振り返り、カーブの落差について「3階から落ちてきているような感じでしょうね。出どころが2階、3階っていう感じ」と驚いた。世界一に輝いたWBC以降も好調な二刀流について「すごいしかないです。意外と早めに作ると、一旦落ちる時期が来るんですよ。その中でも大谷選手は調子を維持できているのがすごいですよね」と絶賛した。

 試合はエンゼルスが9回に逆転を許して敗戦。山口氏はこの試合のベストプレーとして、7回の「大谷VSチャップマン」を紹介した。“人類最速投手”と呼ばれる左腕との対戦で、大谷はスライダーを打って遊飛だった。初球は164キロの剛速球をファウルにしたが、山口氏は「初球からこれにコンタクトしている大谷選手もすごいですし、本来ピッチャーだったらもう1球押していきたいところでも、チャップマン投手はしっかりアウトコースにスライダーを制球していて、面白い勝負だった」「大谷選手の速球に対するアプローチ能力も出てると思う」と解説した。

 ネット上では山口氏の初解説に「選手心理の描写がわかりやすい」「知識も入れ込みつつ穏やかな解説」「引退後も応援してます」「また来てほしい」などと、分かりやすい解説と引退後の活躍を期待する声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部)


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