ヤンキース―エンゼルス戦でのワンシーン

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日（20日）、敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。4打数無安打でチームも2-3で敗れた。延長にまでもつれ込んだ試合だったがエンゼルスの選手による心温まるシーンが話題に。米メディアが動画を公開すると、日米ファンからは「彼が恋しいよ」「恋が芽生えた瞬間」といった反響が寄せられている。

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　優しく包み込んだ。ヤンキースの攻撃中、一塁ファウルゾーンに上がった飛球に反応したのは、エンゼルスのジョバンニ・ウルシェラ一塁手。勢いよく追ったその先はヤンキースのベンチだった。走っていったウルシェラは腹からフェンスに衝突。その勢いでフェンス越しにいたベンチの男性をハグするように頭を抱きかかえた。2人はしばし見つめ合うと、ウルシェラは男性の頭を撫でた。

　米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式ツイッターは「私と誰か」とつづって動画を公開。米ファンからは「とってもクールだ」「彼が恋しいよ」「帰って来てくれ」「私もハグしたい」と胸キュンコメントが寄せられ、日本語でも「どういう状況やっ」「恋が芽生えた瞬間」などと書き込まれている。