大谷翔平2ランで251勝レジェンドが大興奮 古巣が被弾したのに「Hahahaha!信じられないな!」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席で今季4号の先制2ランを放ち、今季初盗塁も記録するなど躍動した。3打数1安打2打点1盗塁で、5-2の勝利に貢献。米専門テレビ局「MLBネットワーク」に出演し、大谷の本塁打を目の当たりにした元ヤンキース左腕は大喜び。「Hahahaha! 信じられないな!」と興奮気味だった。
ヤンキース戦に「2番・DH」で先発
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席で今季4号の先制2ランを放ち、今季初盗塁も記録するなど躍動した。3打数1安打2打点1盗塁で、5-2の勝利に貢献。米専門テレビ局「MLBネットワーク」に出演し、大谷の本塁打を目の当たりにした元ヤンキース左腕は大喜び。「Hahahaha! 信じられないな!」と興奮気味だった。
古巣にとっては痛恨だったが、それより大谷の弾丸2ランへの祝福の気持ちが勝った。初回無死二塁、右中間へ打球速度116.7マイル(約187.8キロ)の先制弾を放ったシーン。MLBネットワークに出演していた通算251勝左腕のCC.サバシア氏は大笑い。自身が長らくプレーしたヤンキース相手の一撃だったが、隣にいた通算191本塁打のクリス・ヤング氏とタッチを交わした。
ヤング氏は「本塁打打つぞ」と投球前に“予言気味”につぶやき、スイング後にも「本塁打打つぞ、入るぞ!」と大興奮。サバシア氏は「Hahahaha! 信じられないな! 彼がヤンキースタジアムに来た時に見に行ったんだ。それで彼が1回に本塁打放ってそれ見逃したんだよ(笑)」と回顧していた。
サバシア氏は大谷が2021年ア・リーグMVPとなる前から、自身がホストを務めるポッドキャスト番組「R2C2」で「私が『彼は私が人生で見てきた中で最高の野球選手だ』と言うといつも笑われたが、これを言い続ける」「ヤツは凄まじい飛距離の打球を飛ばして、マウンドからは時速99マイル(約159キロ)のボールを投げる。他に誰がこれをできる? 他に誰がやっている? 彼以外にメジャーリーグのレベルでそれをやっている者はいない」などと語って以来、その実力を称え続けている。
「これが起きるって分かったでしょ。別に突拍子もない予想じゃない」と“予言”について語ったヤング氏に、サバシア氏も「(カウント)2-0だったから、何をストライクに投げるのか考えていた。多分カッターを高めに投げて空振りを狙うのが最善の投球だっただろう」と勝負を振り返った。
大谷のルーキーイヤーだった2018年、エンゼルスに所属していたヤング氏は「ほとんどの打者は2-0からの変化球には手を出さない。オオタニは全ての状況で狙っている。最高の選手相手に2-0からただスライダーを投げるようなことをしてはいけないんだ」と、安易にストライクを取りに行ったヤンキースバッテリーの“落ち度”を指摘していた。
(THE ANSWER編集部)