大谷翔平は「全然うまくなかった…冗談だよ」 Rソックスの元同僚が日本時代を回顧「別格だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場し、4打数1安打だった。チームは3-5で敗戦。敵地ボストンの地元紙は、現在レッドソックスに所属するファイターズ時代の同僚クリス・マーティン投手にインタビュー。「彼(大谷)1人で勝った」と回顧する日本での試合や、「こんな風になるとは想像していなかった」というメジャー挑戦前の印象などを振り返った。
日本でともにプレーしたクリス・マーティンは現在レッドソックスに所属
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場し、4打数1安打だった。チームは3-5で敗戦。敵地ボストンの地元紙は、現在レッドソックスに所属するファイターズ時代の同僚クリス・マーティン投手にインタビュー。「彼(大谷)1人で勝った」と回顧する日本での試合や、「こんな風になるとは想像していなかった」というメジャー挑戦前の印象などを振り返った。
米紙「ボストン・グローブ」は「ショウヘイ・オオタニは元チームメートで現レッドソックス救援投手のクリス・マーティンを仰天させ続ける」と題する記事を掲載。2016~17年にNPBで大谷と同僚だったマーティンに当時の大谷の印象を聞いている。
「彼は酷かった。野球は全然うまくなかった。かなり努力しないといけなかったね」と無表情で語ったというマーティン。しかし「冗談だよ。明らかに、私がおそらく今まで見た中で彼は最も才能に溢れているよ」とジョーク交じりに称賛したようだ。
2016年7月3日のソフトバンク戦に「1番・投手」で投打同時出場した大谷。これだけでも大きな注目を浴びたが、初回の第1打席、それも初球を先頭打者本塁打として野球ファンに衝撃を与えた。投手としても8回無失点、10奪三振の快投で勝ち投手に。この伝説の試合で大谷の後を受けて9回のマウンドに上がり、セーブを記録したのがマーティンだった。
「彼にとって、私に9回を投げてもらう必要はなかったと思うけど、球数が多すぎたはず。だから私がセーブを得たんだ」と振り返ったマーティン。「でも、その試合は基本的に彼1人で勝ったんだ。そんなことは他の誰についてでも言えやしないよ」と二刀流だからこその特異性を強調した。
チームメートとして日本での活躍を見届けていたマーティンからしても、現在大谷がメジャーの舞台で見せているパフォーマンスのレベルは想像以上だという。「こんな風になるとは想像していなかった。ここはとても厳しいリーグなのに、彼は時々とても簡単に見せてしまう。そんなことする奴は別格だよ」と驚愕していた。
(THE ANSWER編集部)